ホームヘルパー 2級養成研修
ホームヘルパー2級 養成研修 修了式
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を1月5日から受講し、昨日3月30日は修了式でした。
昨年の12月10日、救急病院に入院 した母の具合から、3ヵ月間休まずに通学できるかなと心配でしたが、病院への付き添いで 研修33回目の授業を欠席した1回の休みだけで修了日を迎える事ができました。
前半のヘルパー基礎知識では、科目によって講師の方々が変わったりと、何十年ぶりかの通学・授業は毎日新鮮な雰囲気で、あっと言う間の楽しい1ヵ月でした。
1月30日からの上級介護保険事務士基礎編・実務編では、記憶力が落ちているのを実感し、電卓入力のスピードも遅くなりました。帰宅してからの復習など、家では中々テキストを開くことが中々できなかったです。
後半の基本介護技術では、足の位置や腰の入れ方の動作で、力を使わずに身体介護できる技術を体験学習しました。スポーツでも何でもそうですが、介護技術も何回もやらないと習得できませんね。
修了式最後に、上級介護保険事務士試験で最優秀賞を受賞したUさんの話では、帰宅してからは、家事があるので勉強しなかったが、通学の電車の中でしたそうです。以前の仕事が事務職だったので、介護保険事務士の勉強は好きだったとも聞きました。
知らなかった介護の知識や技術を勉強できたので、98歳で電池切れになりそうな寿命が、充電式電池に切り替わるように、母の寿命が伸びることは確か。研修を終えての感想です。
教師の先生、事務所の方々、受講生のみなさん、お世話になりました。楽しい勉学の3ヵ月間でした。
実習報告会4日目(ホームヘルパー2級 研修52回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は52回目で、社会福祉演習の日だったが実習報告が全員終わらなく、実習報告会が4日目になってしまった。
実習報告会4日目
施設のレクリエーションで、2時間も童謡等を歌い続けたとか、1時間の私の上がいたのだ。
訪問介護で、2件目の利用者さん宅に移動する時、自転車の暗証番号を忘れてしまい、ヘルパーさんの後方から、カギの掛かった前輪を持ち上げながら走り歩きで移動していたら、交番の警察官が走って来て、職務質問された体験談。
グループホームで、認知症の利用者さん達と散歩していたら、道の反対側を幼稚園児たちが歩いていて、お互いに手を振り合って歩いた微笑ましい体験談。
レクリエーションで、ボランティアの方が、絵手紙の書き方を教えに来られていて、初めて絵手紙を描いた体験。描いてきた絵を見せてもらったが、バナナが上手く描かれていた。
訪問の介護先は、楽な現場ばかりではなく、実習で体験することが出来ないような、大変な現場もあるので、今日の体験が介護の全てではないとの、ヘルパーさんからのアドバイス。
訪問先での生活援助で、初めてのスーパーに買い物に同行し、ヘルパーさんに頼まれた購入商品の置き場が見つからずに慌てた話。
車椅子に付けている、Y字ベルトの装着方法がマズくて利用者さんが怪我したが、装着した人は誰か、犯人探しのようなことをしてはいけない。
ヘルパー一人一人が点となって、ヘルパーみんなで線に結びつくような介護を目指す。
介護していて、自分が気持ちよければ、利用者さんも気持ち良い。自分がされたら嫌な介護はしない。
プロレスラーのような体格の、認知症の利用者さんの後ろから近づかない様にと、職員に注意されて怖かったとか、利用者さんが早朝亡くなった施設での実習。すごい体験だ。
利用者さんに、なんで新人さんを来さすのかと言われないためにも、仕事に就いた訪問先で、「初めて仕事します」と言わない事。「ここは初めてです」と言うようにすれば、利用者さんも安心するからとの、先生の言葉。
17時から最寄り駅近くで、先生も後から出席されて、24年1月5日コースの全員での飲み会でした。教室では余り話す機会がなかった方とも話が弾みました。2次会でのカラオケも盛り上がり、楽しいヘルパー研修最終日の夜でした。
ホームヘルパー養成研修は今日で修了。明日は修了式です。
実習報告会3日目(ホームヘルパー2級 研修51回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は51回目で、実習報告会3日目でした。
実習報告会3日目
実習報告会最終日でしたが、13人目から始まって、21人目の途中で6時限が修了して、明日へ持ち越しでした。
今日、最初に実習報告した20代の女性に対して、話し方に付いて先生の批評があった。あなたの今のしゃべり方では、実習生では通用するが、ヘルパーとして現場に入ったら、そんなしゃべり方はダメですよとの言葉。一人一人に適切なコメントが。よく観察しておられる。
デイサービス利用者さんの中には、入浴が楽しみで来られる方がいる。
食後の下善で、食事量のチェックを忘れて注意を受けた。
独居男性宅での3日分の食事を、1時間半で作り置きする。
利用者さんと、雑談しながらもヘルパーさんの手が、休まずに動いていた。
連絡ミスで、ヘルパーさんと待ち合わせたが、会えなかった。
利用者さんが、救急車で運ばれて、同行訪問が中止になった。
自分が介護される立場になったら、利用したいと思った施設だった。
認知症の利用者さんが、何度も同じ言葉を繰り返していた。
利用者さんに、もっと大きな声で話した方が良いと言われた(普段から声が小さい本人)。
ノドの乾きを我慢出来ず、水分補給を職員にお願いしたと実習報告していた女性に、「あなたの実習報告は、上から目線で批評ばかりだが、職員の粗探しをしてきたのか」と先生のキツい言葉が。
同じ施設での実習でも、皆さんそれぞれに違った体験をされていた。
最近また、左耳の聴力がほとんど無い状態なので、声の小さい方の発表はほとんど聞き取れない。今日1時間発表していた男性も声が小さく、席が左端の一番後ろなので、ほとんど聞きとれなかった。
右端の一番後ろに移動して、座って聞いている先生も、片方の耳がほとんど聞こえないとおっしゃっていたが、声が小さい発表者に、レポート用紙を顔の前に持って来ては、唇を読んでいるのに、唇の動きが見えないと、指摘されていた。
実習報告会は、明日に持ち越された。
明日は17時から、教室近くの飲み屋さんで、先生と実習生の、最初で最後の飲み会です。ホームヘルパー2級養成研修は、後2回で修了です。
実習報告会2日目(ホームヘルパー2級 研修50回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は51回目で、実習報告会2日目でした。
実習報告会2日目
ホームヘルパー養成研修日程表には、実習報告会の日数が3日間も予定されている。実習報告会が始まるまでは、クラス全員の27名が報告しても、3日間もの時間が必要なのかと疑問だったが、昨日、一人で1時間も話されてたのを見て、3日間でも足りないと、思いが変わる。
今日4番目から始まった体験発表が、8番目の私の番には、昼休みまで20分となっていた。担任の先生は、少し早いけど、昼にしましょうと言われたが、「先生5分で終わりますから」と教壇に急いで立ってしまう。
レポートを読むだけでは、本当に5分で済むと思っていたが、レポートを読まないで話はじめたために、時計を見ると15分も経ってしまっていて、途中を端折って、急いで喋り、20分程で終わらせた。
その後に、先生の批評が入って、結果的には昼休みがずれてしまった。先生の言う通り午後から始めれば、もっとゆっくりと話せたのにと遅なりに反省。いつもの事。せっかちな性格だ。
先生の批評には、「仕事をさせられている」「やって上げている」といった態度が見えるとのキツい言葉が。またまた反省、、、。
午後から、もうひとりの必須科目の日に休んでしまって、実習に参加出来なかったUさんが、レポートの中で休んでしまった理由を言っていた。
中学生からの友で、子育ても一緒に励まし合ってやってきた友が、白血病で亡くなり、葬儀の日が休んではいけない必須科目と重なったとのこと。
必須科目を落とすと、また受講し直しの時間と、授業料がかかるのだが、最後の別れなので、授業を休んで参列したそうだ。まるでドラマのような話だった。
今日も帰宅前、母の歩行機能訓練に介護ホームへ。廊下で1から10まで数えさせながら、前進、後退を5回程くり返す。昨日の様に足が出て、調子が良かったが、ちょっと体力が無かったようだ。
駅から介護ホームに行く途中に、我が家の猫だった ニャーが眠っている回向院が近くに有るので、しばらくぶりに寄りました。回向院の裏口から出て、真っすぐに歩いて行くと、知らぬ間に介護ホーム前に。近道を発見しました。
ホームヘルパー養成研修は、後3回で修了。明日は数人で、明後日は全員での飲み会の予定です。
実習報告会(ホームヘルパー2級 研修49回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は49回目で、実習報告会でした。
実習報告会
午前中は、実習報告で発表するレポートをまとめ、午後からクジで順番を決めての実習報告の発表会に。
最初に発表したSさんは、1月の雪の日の朝、教室い来る途中に転んでしまい、腕を骨折してしまった。休んだ日が、必須科目の日だったので、実習には参加出来なかったのだ。
受講案内に、ヘルパー2級の資格取得の必須科目の日に休むと、資格が取れないと書かれてあるが、来週、実習に行けるそうだ。
実習報告の代わりに、今日までの授業の3ヵ月を、レポートにまとめて発表していた中に、Sさん(多分年上)が、この年になって学ぶ事ができた喜びを語っていた。
同感だった。3ヵ月の短い期間だが、この年でまた学ぶ機会に恵まれたことを嬉しく思った。
金曜日からショートステイに行っている母を、昨日の日曜日に15時から面会に行ってきました。ケアマネさんから、機能訓練がないと聞いていたので、施設内を歩行訓練したり、トイレにも車椅子を使わずに、手を引いて歩かせました。
それを見ていた施設のスタッフの方が、歩けるんでしたら、これからは車椅子ではなく、手をひいて、トイレや食事のテーブルまでを介助することを約束してくれました。
相撲好きの母と一緒に18時まで、テレビで白鳳の22回目の優勝を観戦してから帰りました。
今日も授業の帰りに寄ってみると、テーブルに座っていましたが、車椅子ではなく、椅子でした。約束を確かめに行った訳ではないのですが、嬉しかったです。また歩行訓練をさせてから返りました。ホームヘルパー養成研修は、後4回で修了です。
高齢者疑似体験(ホームヘルパー2級 研修48回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は48回目、社会福祉演習で高齢者疑似体験の授業でした。
腕、腰、下肢にオモリを付け、肘と膝の関節が曲がらないように段ボールで固定して、半身マヒ状態のようにし、軍手を2重にはめて触感を鈍くし、ゴーグルには1cm程の穴を開けた紙を貼って、視野を狭くし、高齢になるとスローな動きになる体験をしました。
高齢者の気持ちを学ぼうの動画を転載。
午後からは実習に行っているBグループに、Aグループのみんなで利き腕でない方の手を使って絵を描きました。ゴーグルを付けたり、軍手をはめたり、腕にオモリを付けたりしての疲れる作業でしたが、楽しい時間でした。
母の足を洗っていて、指と指の間を洗おうとすると悲鳴を上げて痛がるのです。足の指の関節が固まってしまっているようなので、これからは洗い方を替えなければと考えています。ホームヘルパー養成研修は、後5回で修了です。
入浴の介助(ホームヘルパー2級 研修47回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は47回目、社会福祉演習で入浴の介助でした。
入浴の介助
4人のグループに分かれて、入浴の介助をシュミレーションしました。
左半身マヒがあり、安定した座位は保てるが、立ち上がり・歩行時には介助が必要な利用者Aさんの入浴介助に入るにあたり、介助方法を検討する。
まず、入浴前の排泄の確認をし、バイタルチェック(体温・脈拍)、皮膚にかゆみや痛みはないか、浴室内の温度の確認、残存能力の確認・把握。
歩行介助での立ち位置は患側で、杖を使っての浴室への移動も声かけをしながら補助する。脱衣室の椅子に座らせ、プライバシー保護(タオルをかける)をしながら脱がせる。
椅子からの立ち上がりを介助し、浴槽前の椅子に座らせ、健側の足先に、かけ湯をし、湯温はどうかのかけ声をしながら、段々と上の方にも掛ける。
この後の浴槽への入り方は、YouTubeの動画を共有させていただく。
障害を持つ高齢者の浴槽出入り介助
今日も箸で作ったクジで、グループ分けしました。同じ実習生で一度もグループになっていない人もいるのに、今日で5回も一緒になっている方がいて、よく一緒になるねと、笑い合った彼女の名前は、我が家の猫 と同じでした (^o^)''。
いつもの様に、帰宅してから母を散歩に連れ出しました。近所の割烹料理の店に灯りが灯っているのを見て「灯が点いてるよ。どうしたんだろう」と言うので、「もう17時45分だよ。お店が始まるんだよ」と答えると、母は「え〜っ、昼じゃないの?」。時間の感覚が無くなったようです。
そう言えば、帰宅して「お母さん、ただいま」と言ったら、お帰りじゃなくて「おはようごさいます」でした。認知症が進んできたようです。ホームヘルパー養成研修は、後6回で修了です。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
差し込み便器での介助(ホームヘルパー2級 研修46回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は46回目の社会福祉演習編、差し込み便器での介助で差し込み便器の使い方を練習。
いつものように、クジでの4人にグループ分けした、女性の中での男ひとりでしたが、母が1ヵ月寝込んだ時に排泄で苦労したこともあり、排泄にはすごく感心があるので、少しも恥ずかしくなく(年だからかな)交代しながら、差し込み便器での介助を練習しました。
利用者を横向き(側臥位)にして、差し込み便器を置いてから、上向き(仰臥位)に戻して排泄するのですが、またネットで動画を見つけたので転載しました。
帰宅後の歩行訓練で、自宅前から1丁目2番地を1周(約100m)しましたが、今日は体調が良く、1周回してもまだ歩きたくて止めようとしませんでした。今は元気でも、後でガクッと来るのが怖くて、もう暗くなってきたので止めようよと、母をさとして終わりにしました。
3月もあと少し、日に日に暖かくなってきました。まだまだ気をつけなくてはなりませんが、風邪から肺炎を患うのが怖い母の体、この冬も乗り切ったかなとちょっと安心しています。ホームヘルパー養成研修は、後7回で修了です。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
衣類の着脱の介助(ホームヘルパー2級 研修45回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は45回目、社会福祉演習で衣類の着脱の介助を練習。
午前中は昨日の続きで、ベッドからポータブルトイレへの移乗を練習し、午後からは、衣類の着脱の介助を練習する。
またまた見つけた動画を拝借して載せてみた。
解説!介護技術?端座位での着脱(丸首上着)
かぶり物の着脱 介護ヘルパー講習
服の着せ脱がせ 介護ヘルパー講習
昨日の4人グループで、両手が前で拘縮(こうしゅく)した利用者さんの着脱の介助を練習するが、母の介護をしているクセが出て、雑で荒っぽい着脱に、他の3人がゲラゲラ笑い転げての楽しい練習でした。
今日は帰宅が少し遅くなり、外での歩行訓練は止めて、室内での機能訓練で、その場歩きや足上げをしました。90センチの幅に取っ手やパイプを置き、両手でつかんでバランスをとっての足上げ。片足を3秒間上げたままでいたり、上げた足をキックするように前に伸ばしたりを、5分程ですが、ハイ上げて、1・2、1・2とか声かけしながらやっています。
耳の聴こえが良くないと言うので、明日、耳鼻科へ連れて行くことに。以前から耳掃除に行かなくってはと考えていたのですが、なかなか行けないままでした。
ホームヘルパー養成研修は、後8回で修了です。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
ベッドからポータブルトイレへの移乗(ホームヘルパー2級 研修44回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は44回目、社会福祉演習でベッドからポータブルトイレへの移乗を練習。
ベッドからポータブルトイレへの移乗
今日からB組が実習に入り、実習を終えたA組はB組が終えた社会福祉演習の授業を受ける。登校すると、第22回 介護福祉士国家試験 実技試験問題と同じ問題がホワイトボードに書かれていた。
4人のグループに分かれて、問題を頭の中でシュミレーションして、スムーズにベッドからポータブルトイレへの移乗が出来るよう、グループでディスカッションする。
寝ている利用者に声かけしながら起こし、ベッド脇に座らせ(端座位)てからポータブルトイレへ移乗するが、一つの動作ごとに声かけしながら、抱きしめる手の位置、足の位置、腰の入れ方、細かく動作をシュミレーションする。
その後ベッドに行き、利用者役を交代しながら練習するが、先生が見本を見せてくれた様にはスムーズには移乗できない〜。技術向上には反復練習して体で覚えないと身に付かないだろう。
ネット上で見つけた、ポータブルトイレ移乗の動画を転載
「解説!介護技術?ポータブルトイレ移乗」
介護福祉士国家試験再現シーンのDVD
今日もそんなに寒くなかったので、帰宅してすぐに母を歩行訓練に誘いました。我が家のある1丁目2番地をぐるっと回ると約100m程有るのですが、今日は調子が悪く、30m程で疲れたと休みました。足の運びも悪く、よちよち歩きが続き、我が家まで後30m程でギブアップ。もう進めなくなってだっこして帰りました。
ホームヘルパー養成研修は、後9回の講習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張ろう。
実習最終日は2度目の同行訪問(ホームヘルパー2級 研修43回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は研修43回目で、実習の最終日で、ホームヘルプサービス同行訪問でした。
ホームヘルプサービス同行訪問2回目
前回の帰りに次回は11時に来るように言われたのを、11時からの介護と勘違いして、10時30分に事業所へ行ったが、早すぎるので自宅に帰る。
前回は、雨の中での訪問介護だったが、今日は天気も良く暖かだったので、母を連れ出して、自宅の前を15分程、杖を持たせて手を引いて歩行訓練する。
事業所からヘルパーさんの自転車に同行して、前回と同じ、要介護5の寝たきりの方の、1時間の排せつと食事介助を見学する。利用者さんは寝たきりなので、カギを預かっているので開けて入室。利用者さんに声かけをするが、眠っているようだ。
排泄で使うお湯をボトルに準備し、腰を痛めない様にベッドの高さを上げ、オムツ交換する。柔らかい排便だったので前回より大変だったが、声かけをしながら処理していた。
食事介助は、利用者さんと同居の息子(調理師)さんが作って、冷蔵庫に置いてあった野菜の煮物と、おかゆに卵の黄身だけを混ぜ、レンジで温めて食べさせるが、ほとんど眠っているような方を、声かけしながらスプーンで口に運ぶ。
少し強引に感じたので、ヘルパーさんに尋ねると、息子さんから多く食べさせる様にと言われているのでと答え、またスプーンを口に入れる。
私も利用者さんの耳元で、名前を読んで声かけをすると瞬間に目を開けるが、すぐに寝てしまった。昨日歌ったわらべ歌の赤とんぼを耳のそばで歌うと、目を開けた利用者さんの口が、夕焼〜け小焼け〜のと動いていた。歌ってすごい力があるのだなと実感する。
2軒目は、1時間の生活介助で、布団干し、トイレ掃除、浴室の床のスノコ洗いを手伝うが、タワシが無く、歯ぶらしでの作業なので、やりにくくはかどらなかったが、有る物で対処しなければならないのだ。
実習記録の指導者記入欄には、掃除支援についても、利用者宅の状況に合わせて行なっている事等、理解して頂いたと思います。訪問介護に限らずですが、介護サービスは、100人の利用者がいれば、100通りの支援方法がある。と書かれていました。
ホームヘルパー養成研修は、後10回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
介護実習2日目(ホームヘルパー2級 研修42回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。実習4回目で、施設での介護実習2日目でした。
介護実習2日目
昨日と同じく床清掃で始まるが、今日の男性の指導者さんが忙しくて、年配の女性(利用者さんの話では、私より1歳上)にほとんど指示されて行動するが、怒鳴るような言葉使いで、イライラした顔の可哀想な方だった。
入浴介助を見学する。前に入浴された利用者さんが浴槽内で失禁されたので、湯の入れ替えや臭いの換気などで、後の方の入浴予定時間が遅れてしまう。
87歳の女性の方の入浴介助を見学して、声かけの大切さを知る。自分で洗える胸や腕などは本人にやらせていた。浴室内の滑り止めマットを触って、滑りがまったくなく、母にも買おうと思う。
排泄の汚れ物を包んで捨てるのに、各居室に古新聞が小さく折られて置いてあって、その古新聞を四つ折りにする作業を1時間程していたら、利用者さんが「あなただけじゃないのよ、来た人みんなやってるのよ、めげないでね」と励ましてくれる。
話好きの方で、ずっとそばにいて話しかけて来たが、施設ではいつも同じ顔ぶれなので、違う顔があると珍しいのだろうと思ったが、後で利用者さんに、いつも一人で居る方だと教えられ、さみしい気持ちになる。
デイサービスや訪問介護とは違って、ゆったりをした雰囲気が感じられた。スタッフの方達がミーティングの間、利用者さん達と10曲のわらべ歌などを繰り返し1時間以上もを歌ったが、りんごの独り言、叱られて、旅の夜風は、聞き覚えのある曲だが上手く歌えなかった。練習しなくては。
この施設で最後の時を迎える方があると聞き、毎日のケアが行き届いて、毎日の生活が楽しければ、利用者さんの余命も延びるのだろうと思った。
実習を終えての感想欄に、怒鳴るような言葉使いの方を、もっと笑顔でも良かったのではと書きそえました。指導者記入欄には、実習2日目なのでイライラしていたのでしょうと書かれていました''(^-^)''
でも、この女性は水分補給しないといけないから、1階に自動販売機があるので、昼に買って来て置くように言ってくれたので、悪い方でもないようです。気の持ち様で雰囲気が良くなるのにと、反面教師にさせてもらう。
今朝の東京新聞に、床ずれ防止マットレスの記事が載っていました。ホームヘルパー養成研修は、後11回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
パタカラ体操の歌(ホームヘルパー2級 研修41回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。介護実習3日目で、施設での介護実習でした。
介護実習
介護施設の4階で、9時から18時までと3日間で一番長い時間の実習だったが、一番短く感じたのは、実習生指導者のTさんの人柄からだろう。楽しく安心して介護実習を体験できた。
午前中は床の掃除機掛け、ダスターモップ掛け、18室各部屋の手洗いと、カガミの清掃。照明器具のスイッチやトイレ回りの取っ手の消毒で4時間が過ぎた。
昼食休憩は13時から14時。階が違う同じ実習生が後から休憩室に入ってきて、一食200円で食事が出たとの事。同じ建物内なのになんで?
職員の人達は給食とか、外に出て弁当を買って来ていたが、実習生は一歩も出られないし、昼休み以外は飲食禁止だ。お茶も飲めないなんてのはちょっとキツい。
14時半からのレクリエーションでは3階に移動して、動揺を歌いながら体操(機能訓練)したが、利用者さん達の前で大きな声で歌った。利用者さんが指差してあの人声が大きいと驚いていたが、ストレスが発散でき、パタカラ体操の歌を初めて知った。
その後、大きなトランプで7ならべなどをする。順番など進め方を利用者さんに聞き、教えてもらいながらの進行役だった。
明日は、3階での介護実習が予定されていた。
今日は母のデイサービスの日だったが、忘れていて母の着替えに手間取ってしまい、実習に出かけるのが遅くなってしまった。昼食を買う時間が無くて、家に有ったバナナを2本カバンにつめて走って出かけた。なので16時ごろはお腹が空き、終了時間が気になり、あと何分あと何分と、時計ばかり見ていた。
実習記録の指導者記入欄には「とても意欲的な感じを受けました。雑務など積極的に手伝っていただき、ありがとうございました。さすがに98歳のお母様と暮らしていらっしゃるとの事で、対応・会話などもすばらしいと思いました。集団ではありますが、利用者様一人一人の大切な生活の場である事を認識していただけたかと思います。私たちはその方に合った(ニーズ)支援を提供出来る様、情報を伝達し共有し、日々努めております。今回の実習がみなさぶろうさんにとって役立つものであってほしいと願っています」と書かれていました。Tさん、お世話になりました。ありがとうございました。
ホームヘルパー養成研修は、後12回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
介護実習2日目は同行訪問(ホームヘルパー2級 研修40回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は40回目、介護実習2日目でホームヘルプサービス同行訪問です。
介護予防訪問介護
雨だったので、訪問介護事業所に電話し、合羽を着ていくのかを尋ねると、用意していると言われたが、自分のを着て自転車で向かう。雨靴も履いて自転車で事業所に行くと、自転車が10台以上並んでいた。
事業所責任者のS氏から、11時から1時間の生活援助と、15時から30分の排泄介助の同行訪問先を知らされ、訪問先のファイルを見せられる。
最初の訪問先が56歳の方で、介護保険は何歳から使用できるのかを聞かれ、65歳だと答えると、56歳でも使えるのは? と質問され、あわてて身体障害者と答えると、うなづきながら疾病の方ですと言われる。スミマセンあまりそっちの方は出来なくてと言い訳する。
訪問介護事業所の社員のM氏の自転車の後ろに付いて5分程走り、訪問先近くで待つヘルパー(ヘルパー経験4年の同年代の女性)さんを紹介される。
社員さんはその場で帰り、ヘルパーさんに同行して、要支援1の56歳(疾病のある人)男性宅へ同行訪問する。
腰を患っていて床の清掃が出来ないので、1時間の生活援助を、週2回のサービスを利用されている。実習生を受け入れてくれる方なのでもちろん話好きで優しい利用者さんだった。
ヘルパーさんの指示で、居間、台所、廊下の床を掃除機掛けした後、ダスターモップで拭く。同県の出身の方で、それも隣の市だったので掃除しながら話がはずむが、ヘルパーは守秘義務があるのでこれ以上は書けない。
終了後、ヘルパーさんに次の指示を仰ぎ、浴室の清掃をする。座面が回転する風呂椅子以外は普通の浴室だが、どの程度掃除すればいいのかをヘルパーさんに聞くと普通で良いとのことで、我が家の風呂掃除と同じように清掃する。
終了後、ヘルパーさんと別れて、一人で事業所に戻るが、次は15時からなので、14時半に来る様に言われ、自宅に帰る。母は今日デイサービスに行っていて居ない。
14時半に再び事業所に行くと、まだ出るには早いので、またファイルを見ていてと言われ、これから訪問する利用者さんの、居宅サービス計画書や介護計画手順所を見ると、排泄介助、体位変換、整容の文字が書かれていた。
昨日の介護実習の実習記録に中に、実習目標を書く欄があり、「出来れば、プロの排泄・清拭の技術を見てみたい」と書いけど、まったく関係ない実習見学だったので、今日も実習生には排泄の現場はないだろうと書かなかったのだ。
要介護5の、一日3回30分の訪問介護利用者さんのマンションへ、午前のM氏と共に雨の中を自転車で向かう。15時前だったので、まだ中に入らずに待つ間に、介護の注意点などを話してくれた。
入室した時点で、もしも利用者さんが死んでいたらの例えで、15時何分前だったか、何分後だったかでややこしいので、きちんと守らなければならないが、次の予定がある時はそうも言って入られないから、少し早く入室する時もあるとのこと。
排泄は昨年の3月に、1ヵ月ほど動けなくなった母で経験しているが、プロはどうやっているのかを見学したかったのだ。要介護5の寝たきりの93歳の女性で、流動食なので便が少しだけだったが、手際良くオムツ交換をしながら説明をしてくれる。ヘルパー免許をまだ持っていないので、一切手伝う事なく見学だけだったので、オムツ交換や、水分補給、声かけの大切さが体験できた。
小雨振る中を自転車移動だった。朝早くではなかったので寒さもそれほどではなかったが、半袖シャツだったので、事業所で断って長袖に着替えた。風邪を引きやすい体質なので、多分半袖のままだったら風邪をひいていたかも。
来週の水曜日は、もう一度この事業所のホームヘルプサービス同行訪問で、10時半からだ。月曜日・火曜日の介護実習は施設だが、9時から18時と長い。水分補給は出来るのだろうか。
ホームヘルパー養成研修は、後13回の実習や講習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
デイサービス施設を見学(ホームヘルパー2級 研修39回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は39回目、介護実習初日でデイサービス施設を見学しました。
在宅サービス提供現場実習
介護実習初日は同じ施設に5人集合したが、一人だけで8階のデイサービス施設だった。
実習に入るにあたり、ヘルパー2級取得の目的や動機などを含めた自己紹介をお願いします。と配布されたプリントに書いて有ったが、名前の紹介だけだった。
忙しいので現場にしてみれば、余計な事はしたくないのだろうと感じた。
自習生担当者の方に施設内を案内された後、入浴支援、介助業務見学する。
入浴した男性は6人だけだったが、酸素ボンベを付けたままの入浴で、酸素ボンベを濡らさない様にゴミ袋に入れての指示が進行表に書かれていた。
入浴を終えた利用者さんの頭髪を、ドライヤーで渇かす手伝いが実習スケジュール表に書かれていて手伝うが、男性は髪の毛が少ないので簡単だが、女性の入浴利用者が多い上に髪の毛も多いので、女性スタッフは忙しくて大変だと思う。
時計が10分送れていた上に、担当者の方からの指示がなかったので風呂場にずっといて、床のモップ掛けなどして時間を過ごしていたので、12時前に、食事配膳準備(おしぼりとお茶出し)の方に移動する予定だったのだが、遅くなってしまい食事配膳準備は終了していた。
3時間も風呂場にいて午後から喉が渇いたが、休憩の12時半から13時半だけしか水分補給が出来なかったので、ちょっと辛かった。
午前中は長く感じたが、午後からはレクリエーション(折り紙とダンスのボランティアが来ていた)、おやつの配膳(おしぼり、お茶出し)などの後、食器洗いを女性スタッフに言われて手伝いながら、仕事あると助かりますと言ったら、うなずきながら笑っていた。
15時からは、送迎車添乗業務見学実習で、送迎車の第1便に添乗して3人の利用者さん宅まで送っていく。二人目の利用者さん宅には、迎えのヘルパーさんが待っていて引き渡す。
予定時間に送り届けないと、次の予定があるヘルパーさんに迷惑がかかるのだ。
最後の利用者さんの隣に座ってお話ししてあげてと、スタッフの女性に言われて話しかけ、年を聞いたら95歳と言うので若いのでビックリ。
後でスタッフに利用者さんの話を鵜呑みしたらダメだとさとされる。
おやつの後、利用者さんに話しかけていたら、腕が痛いと言うので、母にしてあげるようにさすってあげたら、気持ち良いとの声。
気を良くしてさすっていたら、スタッフの女性に、マッサージはしてはいけないと注意を受けてしまった。長い1日だった。
ホームヘルパー養成研修は、後14回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
実習オリエンテーション(ホームヘルパー2級 研修38回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は38回目、実習オリエンテーションと社会福祉演習でした。
実習オリエンテーション
明日から始まる5日間の介護実習での、実習時間、服装、食事、注意事項などの説明を受け、誓約書(介護実習中の守秘義務や規律保守)を提出する。
実習中の飲食、私語は厳禁。電話の取り次ぎ、携帯電話の使用禁止。実習時間中は原則禁煙(施設には実習生が使用出来る喫煙所は無い)。
実習内容について、各施設の実習指導者の指示に従うこと。利用者に相談されたこと、また、どんな些細なことでも、行動する時は勝手な判断(自己判断)をせず、必ず指導者に報告し、指示を仰いで対処すること。施設の物品はむやみに触らないこと。
午後からは、介護実技の復習で、ベッドに座って、半身マヒの状態でのパジャマの着脱をして、不自由な身体の体験をする。
今朝の東京新聞に 尊厳死 の記事が載っていました。
A組とB組のグループに分かれての実習で、A組が明日から開始です。5日間終了後、B組と入れ替わって教室で福祉演習です。明日は一人でデイサービスセンターでの在宅サービス提供現場見学で、朝9時から16時までの実習時間中は、昼休みも施設から出られないので弁当持参です。
実習の案内に、講義科目・演習科目の全ての履修が済んでないと実習に出る事はできないと書いてありました。必須科目の日に休んでしまったクラスの2名は参加できず、ホームヘルパー2級資格が取得できません。たった1日休んだだけで。
私が 休んだ1日は必須科目ではなかったのでセーフでしたが、ホームヘルパー2級資格取得には、次回の5月コースで休んでしまった必須科目の講義を受けなければなりません(5万円の受講料が必要)。厳しいですね。
ホームヘルパー養成研修は、後15回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
就職支援・就職活動日(ホームヘルパー2級 研修37回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は37回目、就職支援・就職活動日でした。
平成24年4月からの実施に向けて、介護保険法の一部改正の取組みが行われている。
介護保険制度では、3年ごとの介護保険事業計画の改正とともに、介護報酬の改正が行なわれてきて、これまでの3回の改正は、15年度介護報酬引き下げ、18年度引き下げ、21年度引き上げとなっている。
平成24年度改正では、訪問介護の介護報酬は、生活援助の報酬に大きな変更が行われる。これまで生活援助の時間区切は、生活援助のみで行う場合には、60分を区切として30分以上60分未満と60分以上の2区分だったが、45分を区切として20分以上45分未満と45分以上の2区分に変更される。
身体介護に引き続き、生活援助を行い場合については30分単位の30分以上、60分以上、90分以上の3区分が、20分以上、45分以上、70分以上の変則的な3区分に変更される。
区切の時間が短くなったことに伴って、それぞれの報酬についても減額され、生活援助のみの場合には、提供時間が45分以上60分未満の場合には従来よりも増額となるが、それ以外の場合には従来よりも減額となる。
以上テキストから抜粋。
ホームヘルパー養成研修は、後16回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
ベッド上で寝たままの洗髪(ホームヘルパー2級 研修36回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は36回目で基本介護技術編の、ベッド上で寝たままの洗髪と清拭を勉強。
ベッド上で寝たままの洗髪
ケリーパッド(洗髪器)を、バスタオルと90リットルのゴミ袋で作り、ベッド上に寝た利用者役の頭の下に置いて、お湯がこぼれないように気を付けながら洗髪する。初めての体験だが、ベッドから動けない介護が必要な人には凄く良い方法だと感心する。
ケリーパッドとは、寝たままで洗髪する際、頭にかけたお湯がこぼれないように、お湯の流れ道を作るための介助用具のこと。
大きめのバスタオルとビニール袋があれば簡単に作れる。U字型のクッション部に首をのせ、ケリーパッドの反対側のビニール部をバケツや洗面器の中に入れ、お湯が流れるようにして洗髪する。
加古川理容組合のホームページのケリーパッドの作り方
清拭(寝たままの病人の体を熱いタオルなどでふいて清潔にすること)
身体を清潔にするには、入浴が最も好ましいが、安全に入浴させるのが不可能な場合は、清拭を行なう。清拭は皮膚の汚れを取り除き、じょくそうや細菌の感染を予防すると同時に、マッサージ効果があり、血行を良くする。
帰宅して、ゴミ袋にお湯を入れて足を洗う方法で、入浴させていない母の足を洗ってあげました。中々いい感じで洗えて、母も喜んでいました。
ホームヘルパー養成研修は、後17回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
入浴の介護(ホームヘルパー2級 研修35回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は35回目、基本介護技術編で入浴の介護を勉強。
入浴の介護
入浴は血行を良くし、新陳代謝を高めたり、筋肉をほぐし、感染症の予防や便通を整えるなどの効果がある。
不安や緊張の多い利用者にとっては、ひと時でもリラックスした気分になれ、身体の汚れや臭いを洗い流すことで、人間関係を円滑にして、社会参加を積極的にする効果も期待で来る。
浴室に入るのに段差や手すり、浴室の床は滑らないかを確認。浴室は寒い場合は22〜25℃に温めておく。湯温は好みや季節によっても違うが、39〜40℃が適温で、高血圧や心臓病がある場合や、夏は37〜38℃が目安。
入浴は身体に多くの効果をもたらすが、転倒の危険や身体に急変がおきることもある不安な行為でもあり、体力を消耗して疲れ易い行為なので、障害の程度や浴室の状況に応じて安全な入浴方法を心がける。
かけ湯の温度は、再度確認してから、健側がわや、首の後ろにかけるようにする。入浴時間は、浴室に入ってから浴室をでるまでの時間で、20〜30分ほど。浴槽に入いる時間は5分くらいがめやす。
以上テキストから抜粋。
母は 死んでも良いから風呂に入りたい と言って、ショートステイで風呂に入れてもらって風邪をひいたことを書きましたが、高齢者の入浴は大変です。やはり入浴後の冷えが一番心配で、浴室前の暖房や部屋の温度も高くして気を使います。
講習から帰宅して食事前に、母の足をバケツに入れて足浴をし、手で軽くこすると一皮むけたほどの湯垢が浮かびました(軍手を使用すると良いと授業で知る)。ショートステイやデイサービスで入浴しても、あまり洗ってくれないとの母は言いますが、介護者にすれば、何がおこるか分からないので、怖くて洗えないのが分かります。身内だから洗ってあげますが、他人でしかも98歳なら怖くて何も出来そうもないです。
ホームヘルパー養成研修は、後18回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
食事の介護(ホームヘルパー2級 研修34回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は34回目、基本介護技術編で食事の介護を勉強。
食事の介護
食事によって必要な栄養を摂取することは、健康維持に欠かせなく、一日のリズムを作るのに食事は役立ち、単調になり易い生活のなかでは、良い刺激となる。
楽しく、おいしく食事することが出来れば、日常生活における、生き甲斐や楽しみとなるので、安全においしく食べて、心身ともに健康に過ごせるように介護する事が大切。
マヒや障害の有無と程度、嚥下(えんげ)状態、そしゃく力などを確認し、必要な介助がどの程度なのかを判断する。
そしゃくによってかみ砕かれ、唾液(だえき)と混じり合った食物や、吸い込まれた液体は、舌の上に集められ、口腔(こうくう)、咽頭(いんとう)の協同運動によって食道を経て胃に送られる。この一連の動作を嚥下という。
食欲の有無、摂取の量と種類、水分摂取量、食べ具合、食事にかかった時間などを観察する。
最初に汁物などで、ノドを潤すように助言する(誤嚥の防止)。食事量が少ない場合は、原因を確かめ、介助で補うように努めるが、無理強いはさける。1回の食事時間は、30〜40分位がめやす。
以上テキストから抜粋してます。
ベッドに横たわって、介護者役の同じ受講生から、水、きざみ野菜、とろみ剤を混ぜた水などを食べさせてもらっていて、ン年後には本当に、こうやって介護される時が来るかもと想像しました。
その時になったら、今とは違う気持ちになるのでしょうが、スプーンで食べさせられる体験をして、自分では何も出来なくなってしまうのかと、暗い気持ちになりました。まだ認知症でなく理性が残っていたら、自殺したくなるのではと。
昨日届いた友からのメールが、今の心境にぴったりなことが書いてあったので、掲載しました。事後承諾です。
逆にそうであるならば、その事が現生で生きている人に周知されれば生きている人が居なくなるので、死後の世界が空虚で何にも無いと思わされているかも...と云う様な勝手な妄想をすると、案外死に対する抵抗は無くなる。
我々に判っているのは、確実に寿命に対するカウントダウンは生まれた時から始まっているという事。死をどう受け入れるかは個々により異なるが、肝心なのは、どう安らかな気持ちで死を迎えられるかと云う事に尽きるのかも知れない。
身体、理性、人としての尊厳が失われて行く過程で、人様に迷惑を及ぼす心苦しさは理性が有れば耐えられない程の苦しさとなり、生きておられない程の苦痛と良心の痛みを感じ、とても耐えられない。
人間の脳はうまく出来ている様で、それを緩和する機能が働き自己防衛し、バランスを保とうする。自分の寿命が判っていれば、対処の仕方なり生き方も変わるのだが、全く明日は判らない。
大事なのはあまり根を詰めず、気持ちにゆとりが無いと、上手くいかないと云う事。それを口実にゴルフに精を出している。お互い、余り精を出し過ぎない様に気をつけようぜ。遊びが必要やぜ。
友は、しばらく東京に単身赴任していましたが、現在はリタイヤして 田舎 に帰った友の名刺には、総務省 行政相談員 の肩書きがありました。
ホームヘルパー養成研修は、後19回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
ホームヘルパー2級 研修33回目の授業を欠席
ホームヘルパー2級 研修33回目、基本介護技術編の排泄・尿失禁の介護の授業でしたが、母の病院への付き添いの為、授業を休みました。
清澄公園への散歩道で、相撲部屋の前を通ったりします。23年10月11日撮影
咳がひどく、行きつけの病院を受診しました。昨年12月に肺炎で入院してるので、安心する為にも胸のレントゲンを撮ってもらいました。
採血室で、検査カードに書かれた母の年を知って、採血担当の3人の女性が、驚いていました。98歳ですかと。
レントゲン室で、ひとりで立てるか心配でしたが、両方の手で撮影機器にしがみついての撮影でした。母もちゃんと撮れてるか心配してましたが、大丈夫でした。
診察を終えて検査結果が出るまでの間、病院内の食道に行き、母に広東麺を食べさせましたが、半分以上残しました。
授業で習った移乗の効果があり、タクシーから車椅子へ、車椅子からタクシーに乗り移るのが上手く出来ました。今日の排泄・尿失禁の介護の授業ができなくて残念。
ホームヘルパー養成研修は後20回。来月8日から現場実習が始まります。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
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車椅子での移動の介護(ホームヘルパー2級 研修32回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は32回目、基本介護技術編で車椅子での移動の介護を勉強。
車椅子での移動の介護
歩行が不可能だったり、困難な場合の移動手段としても必要な生活用品で、廃用症候群(はいようしょうこうぐん:高齢で動けなくなるなどが原因で、病床で寝たきり状態で、特定の器官を長期間動かさないでいることによって生じる障害)にならない為にも必要な福祉用具だ。
車椅子への移乗の練習の動画を、YouTubeから共有転載
今日の授業は教室を出て、受講生同士ペアになって利用者役、介護者役を交代しながら近くの公園まで、車椅子で行き、室内の床との違いを体験する。
アイマスクをして視覚障害者役になり、介護役に手をひいてもらって、階段の登り降りを体験。知っている場所は怖くないが、初めての場所は怖くて進めないが、介護者を信用すれば進むことができるのだ。
このブログのタイトル通り、母を車椅子に乗せてる経験は豊富なのですが、授業を受けて、かなり乱暴な扱い方をしていたと反省しました。急発進、急停止、いきなり前輪を上げたり、ガタンと下ろしたりはいつもやってました。遠出の散歩では、3時間以上も車椅子にせっぱなしにした事も。
旅行に行ったとき、駅のホームでエレベーターが見つからなくて、エスカレーターに乗せたことがあり、階段をゴトゴトと下りたことも。母は黙って乗せられていて、怖がってるそぶりは一度もなかったのですが、自分勝手な危ない車椅子での介護でした。
ホームヘルパー養成研修は、後21回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
誤嚥の対応(ホームヘルパー2級 研修31回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は31回目、基本介護技術編で緊急時対応法を勉強。
緊急時対応法
利用者が急病や怪我したとき、早期に適切な手当が出来れば、命が助かり症状も軽くてすむので、手当の方法を理解し、あわてずに対処できる技術を身につける必要があり、人工呼吸、心臓マッサージなどの手当は、専門機関などで講習を受けて、正確に技術を身につけておくことが必要。
骨折の対応で、新聞紙とタオルを板状にして、腕にはさんみながら包帯でしばっての応急処置。三角巾で腕のつり方、首の後ろの結び方を学ぶ。
介護のポイント
慌てずに落ち着くことが、なによりも大切。
医師や救急車が到着するまで、本人に聞きながら苦痛を和らげる体位にする。
利用者が高齢者だと骨がもろいので、体を支えたりする弱い力でも、骨折の可能性もある。
骨折自体は開放骨折(骨が皮膚を突き破る)でも、生命の危険は少ないが、誤った手当や搬送によって起る二次的な怪我の方が心配だ。
やけど(熱傷・火傷)の対応
応急手当は、すぐに患部(流水は直接患部にをかけない)を痛みが無くなるまでで冷やす。氷などで冷やす場合は、低体温にならないように気を付け、高齢で手足の感覚が鈍くなっている場合は、本人が気付かないうちに低温やけどの危険もある。
ノドに異物がつかえた時の対応
咳がもっとも効果的なので、出来る限り咳を続けさせる。それでも出ない時は、背中を叩く、胸部に圧迫を加える、口の中に手を入れて取り除く。
利用者が立っていたり、座っていた時につかえた場合は、利用者の頭を出来るだけ低くして、左手で胸を支えながら、右手で背中の肩甲骨(体表からその外形にほぼ触れることができる三角形状の薄い扁平骨)の間を、手のひらを上に滑らせるように、ショックを与えるように、強く、何度もたたく。
横たわっている場合は、利用者の肩を手で支えながら、もう一方の手で(上と同じように)左右の肩甲骨の間を続けてたたく。
口の中に手を入れて取り除く場合は、利用者を横向きに寝かせ、口を開かせて、人差し指にハンカチやタオルなどの布を巻いて、口の中の分泌物や異物を取り出す。口が開きにくいときは、親指を上歯に、人差し指を下歯に当て、ひねりながら押し開くようにする。
誤嚥の対応として、上腹部圧迫法(ハイムリック法)の講習を受けたが、なかなかむずかしい。ハイムリック法をネット検索してみると、色々と載っている中で、「危険なのは胃破裂で、異物除去に成功しても胃破裂で死ぬ確率は非常に高い」の文字が目に入った。
介護役の30歳の男子の実習生に、上向きに寝た体勢で、肋骨下の胃の上に親指を揃えて置き、両手のひらを反動を付けて押し込まれたが、かなりキツかった。
若い時にスポーツで腹筋を鍛えているが、鍛えていなかったらヤバかったかも。実際には、胃に指を当てて脇を締めるのだが、講師の先生を囲っての実技講習なので、彼は手が見えていなかったようだ。
臥位(上向きの場合)では、(注)練習は生体では行なわないでください。と、テキストに書いてあるのを講習後に読んで納得。
送り迎えをしてくれない介護ホームのショートステイ(短期入所)に、講習を終えてから1時間遅れで母を迎えに行くと、母は風邪をひいて声がガラガラでした。
死んでもいいから風呂に入りたいと言っていたので、今回は入浴のお願いをしたのですが、やはりいけなかったようです。
予約していた介護タクシーの中で、「胸が苦しくて、昨夜は死ぬかと思った」と真剣な顔で訴える母に、まだ生きていて良かったねと笑いながら言いました。
ホームヘルパー養成研修は、後22回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
介護者には技術より心(ホームヘルパー2級 研修30回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は30回目、基本介護技術編で、昨日の続きの衣類着脱の介護を勉強。
片マヒの場合の介助
昨日は浴衣の着せ方で、今日は浴衣を着せてから脱がせた後にパジャマ(上下)の着せ方の実技を受ける。クジを引いてのグループ分けで、珍しく4人とも男子ばかりになったが、遠慮なく利用者さん役に触れられるので、やり易い反面、雑な仕事になってしまったようだが、介助をミスするごとに笑い声が上がり、楽しい実習だった。
浴衣は伸びない分、きちんと着せないとダメだったが、パジャマは伸びるので、着せ方が片寄っても、多少引っぱれば(ダメなのだが)補正が効くのでやり易く感じたが、隣のグループでは浴衣の方が簡単との意見が聞こえた。
講師の先生を囲んで、全員が椅子やベッドに腰掛けて、片マヒの利用者さんになって、自分の手で着替えをする方法を勉強する。大変だけど、技術があれば片手でも、脱いだり着たりが出来る体験をする。
今朝の東京新聞に「介護者には技術より心」という読者の発言記事が載っていました。介護ヘルパーの講習を受ける前でしたら、技術より心と大声で言えたのですが、毎日介護技術を勉強していて、技術も大事だと考え方が変わりました。
利用者さんの命を預かっているのに、未熟な技術では、介助していてバランスを崩させたり、焦ったり(次の現場への時間が無い時など)とか、不注意で怪我をさせてしまったらとか考えてしまいます。
技術があれば、利用者さんのかゆい所(よく気が回る)にもすぐに手が届きますが、やはり、技術の裏付けがあっての介護ですから。経験がないと、心の余裕も出てこないのではと思います。
同じ受講者の皆さんは、訪問介護は大変な仕事なので、施設で経験を積まないと、むずかしいとの声も。
バスタオルで、利用者さんを隠しながら(体を冷えさせないなどの為)の、衣類着脱は大変なので、実践で使うのだろううかと疑問に思い、補助講師の先生に尋ねると、ヘルパー実習の時に、利用者さんにバスタオルの有る場所を尋ねたら、汚れ物が増えるからと断られたとの体験話をしてくれた。納得です。
ホームヘルパー養成研修は、後23回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
衣類着脱の介護(ホームヘルパー2級 研修29回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は29回目で、衣類着脱の介護を勉強。
衣類着脱の介護
毎日衣類を着替えることで、生活にメリハリが付き、毎日着脱して身体を動かすことで、リハビリにもなり、さらに気分転換にもなる。
確認のポイント
寝たきりの生活なのか、座位・離床が可能なのか、手・足・体の動き具合、マヒの状態など、身体状態の確認。
室温調節の方法を確認し、着替えの衣類、タオル、バスタオルなどがそろっているかを確認。
体調を確認し、汗をかいていたり、皮膚のよごれがあれば、清潔にしてから行なう。
室温は22℃前後で、冬は衣類や介護者の手も温めておき、必要に応じてカーテンを引く。
着替えの衣類、タオル、脱いだ衣類を入れるカゴなどの他に、気候に応じて膝掛けや肩掛けを準備する。
声をかけて体調を確認し、気分は悪くないか、異常が無いかをさりげなく観察し、疲れたようであれば、横になって休憩する。
衣類の汚れた部位や、汚れの種類から気付いた身体の変化があれば、家族や医療関係者に報告する。
脱いだ物を片付けて、必要に応じて洗濯する。
介護のポイント
時間がかかっても、可能な限り自力でで行なう様に声かけして、出来ないところを介助する。
バスタオルをかけて、露出する部分を少なくして、羞恥心を感じさせないように心がける。
半身マヒや、痛みがある場合は、健側(けんそく・健康な半身)から脱いで、患側(かんそく・患ってる半身)から着る。脱健着患
クジで4人グループになり、ベッドに寝ている利用者さんに着物(浴衣)を着せる実技練習です。最初に先生が実践するモデルに、自分からなってベッドに寝ました。体に触れられながらの説明は良く分かるのですが、背中での実施説明は見えませんので、モデルを替わってもらって、厚かましく先生にまた実技をやってもらいましたが、他のグループも2度目の先生の実技を見に寄って来ました。
バスタオルで利用者さんを隠しながら着せるのですが、浴衣そのものが上手く着せられないのに、隠しながらの作業が中々むずかしく、まず、隠さないで着せようと、バスタオルを外して実技作業をしていたら、補助の先生に真顔で怒られてしまいました。疲れた〜。
毎日衣類を着替えることで、生活にメリハリが付きと勉強し、我が家の母には、出かける時以外は着た切り雀の毎日を反省。認知症予防に、面倒でも朝晩の着替えをさせなくては。ホームヘルパー養成研修は、後24回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
車椅子への移乗の介護(ホームヘルパー2級 研修28回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は28回目で、車椅子等への移乗(トランスファー)の介護を勉強。
車椅子への移乗
利用者の身体状況を把握(障害の部位・状態)し、ベッドと車椅子の高さを合わせる。介護者は腰痛防止の為、ストレッチをして健康管理を忘れない。
時間がかかっても、動かす事が出来る部分は自力で動かす様に促す。介護者は腰に負担がかからないように、肘を身体に引き寄せ、脇を締めて、膝を軽く曲げる。
先週末に練習した体位変換、横に向ける、手前に寄せる、頭の方へ上げる、の続きで、起き上がる、ベッドの端に座る、移乗する、を練習。
車椅子の取り扱い方(触るのが初めての人がほとんど)
安全の為に、ブレーキを忘れない。フットレストを上げる。レッグレストをはずす(まだ一度も外した事がない)。移乗時は、患側(悪い方)回り。最短距離で移動させる。持ち上げないで、脇を締めて引き寄せて腰の回転で移乗。
スーパーのレジ袋を四角く切って、肩甲骨と尻に敷いて、滑らして移動させる技術の講習も受ける。
母は今朝、トイレで便器に座ろうと、身体の向きを変えていて滑って、便器で背中の下あたりを当ててしまい、しばらくベッドでうなっていました。
今日から4泊5日のショートステイでしたが、預けるのを止めようか思案しながら、しばらくさすってあげ、お母さん、行くのを止めようか?と聞くと大丈夫とのこと。
最近、自分でもボケが進んでいるのを自覚しているようで、昨日もデイサービスから帰って、手が痺れると言うので、接骨院へ行こうかと誘うと、疲れているようでしたが、行くと答えたので車椅子で行ってきました。
今朝のショートステイも、家に居ると退屈するので、出かけたい気がまさったから行ったようです。
ショートステイ先のA介護ホームから授業中に電話が入っていました。下校時に連絡すると、介護タクシー任せで母を行かせたのがダメだったようです。介護度3以上の寝たきりの利用者のみの送迎で、付き添って入所しなければ預かれないとの事でした。
4泊5日後の迎えも、16時には行けないので、17時になってしまいますからとお願いし、今回は特別に了解してもらえました。次回からはダメなので、ケアマネージャーに連絡しました。
送り迎えには(講習中だから)来月も行けないので、A介護ホームの3月のショートステイ予定をキャンセルしてもらい、もう一ヵ所(送迎有り)のB介護ホームに行けないか聞くと、大丈夫とのことで、同じB介護ホームに2度(6泊7日が2回)行く事になりました。今日のA介護ホームは、2人部屋なので費用も安く、ベテランの介護師さん達で、すごく面倒を看てくれる所でしたので残念です。
ホームヘルパー養成研修は、後25回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
寝床上での体位・姿勢変換(ホームヘルパー2級 研修27回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は27回目で、寝床上での体位・姿勢変換と褥瘡への対応を勉強。
寝床上での体位・姿勢変換
寝たままで過ごすことによって生じる、様々な弊害を予防するために、体位を変換して血液循環を良くして、肺や筋肉を活性化させ、寝たきりになるのを防ぐためには、病状の回復に伴い、出来るだけ早期に寝床上で、座る姿勢をとり、徐々に自立へと導いていくことが大切。
この介護が必要なのは、利用者が寝たきりなのか、または一日の大半を寝床で過ごしている状態なので、いつから、何が原因でそうなったのか、現在のマヒや障害の有無などの身体状態を確認しておく。
本人が持っている能力を引き出すために、むやみに手を出さず、上手に励ましながら、ゆっくりと待つようにする。
左半身マヒの利用者でも、動く方の右側を使ってもらうことで、リハビリにもなるし、介護する方の力も半分になる。
寝ている体の下に手を入れるときは、片方の手で利用者の体を押して、回転させて背中を浮かしてから、手を入れる様にすると簡単に入れられる。
抱きしめる様に、利用者にぴったりと付くと、手の力だけではなく、全身の力を使う事が出来る。曲がった肘を伸ばさない。
利用者を抱きかかえて手前に寄せる時は、膝を曲げて、自分の尻を下ろすときの重心移動で引く。足を開いているときは、前足から後ろ足に重心移動する力を使う。
以上テキストから抜粋。
ホームヘルパー養成研修は、後26回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
介護の心構え(ホームヘルパー2級 研修26回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は社会福祉演習で、基本介護技術を学ぶ。
介護の心構え
自由に動ける服装で、指輪・腕時計ははずす。爪がのびていないか。介護に適した身支度を整える。
どのような状態にある方に対しても、本人の人権・人格を尊重することを忘れないようにする。
生活習慣は不合理に思えても、本人にとっては合理的なので、勝手に変更しない。利用者の生活習慣を尊重する。
最初から全てを手助けしない。本人の能力を把握し、可能な部分は自分で行なうように促すし、自立性の拡大を図る。
無理強いはしないで意思や希望を確かめ、相談しながら進めて、主体性を尊重する。
自分で行なおうとする気持ちを引き出し、気力の触発と維持に努める。
利用者には、病気や障害があるが、それをきっかけに寝たきりなるような、二次的な障害(合併症)の予防的な対処を行なう。
介護者は利用者の心身の変化を知り得る立場にあるので、監視にならないように注意しながら、微妙な変化を見過ごさない。
介護中に知った秘密を口外したり、利用者のプライバシーに立ち入らない。
以上テキストから抜粋してます。
ベッドメーキングの練習
いつもの様にくじ引きで、4人づづの7つのチームに分かれて、ベッドパット、シーツ、防水シーツ、ドローシーツ、毛布カバー、毛布、まくらカバー、まくらの8つを順番にベッドの上に配置して、また反対にしまい方を学習する。
マット上に敷いたシーツの端を、マット下に押し入れる時の、三角コーナー式と、四角コーナー式の二つの方法を学習する。
シーツなどは、一定のたたみ方をしておかないと、きちんと早く敷けない。無駄な動きをすると、時間がかかりすぎるだけではなく、ホコリをたてる原因にもなるので、能率的になるように、いつも同じたたみ方をしてしまって置く。
今日(木曜日)はデイサービス(通所介護)の日でしたが、母は行きたくないと言い出し、本人の意思を尊重して休ませることにしました。
2カ所の事業所を利用していて、月曜日のデイサービスは気に入ってるのですが、なぜか木曜日のデイサービスが嫌になったようです。
以前は反対に月曜日の方が嫌だと言っていたのですが、今は気に入ってるようです。木曜日の事業所に、今月は休ませて欲しいと伝えました。
ホームヘルパー養成研修は、後27回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
レクリエーション体験学習(ホームヘルパー2級 研修25回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は25回目で、午前中はレクリエーション体験学習の勉強でした。
介護ホームなどで、寝たきりの利用者さんの為に、壁などに季節の分かる物を飾ったりするそうですが、それをヘルパーが作ったり、利用者さん達とも作るのです。
講師の先生が書いた下絵に、切り紙にノリ付けして作りました。顔は各自で手書きで、昔 漫画家志望だったのでちょっとかっこ良く描いたつもり。
童謡を歌いながら、手を上下左右に動かしてリハビリするのは、老人(後期高齢者でした)にはすごく良いことだと体験しました。母にもやってみよう。
午後は、就職支援で、各種介護サービスを知る、具体的職種を知ると題した、就職する場所(事業所)の紹介で、介護にも就職先が色々有るのが分かりました。
デイサービス(通所介護)、訪問介護、訪問入浴、老人保健施設、特別老人ホームなど。
その中で、ショートステイ(短期入所介護)は、毎日違った利用者さんが相手だから、介護のレベルが高くないとやっていけないので、初めて就職するのは止めた方がいいとの説明の後、失敗談を話してくれた。
ベッド側に置いたポータブルトイレが、やっと使えるようになった利用者さんを、ショートステイ介護員の連絡ミスから、オムツで何日も介護してしまい、自宅に帰られた利用者さんが、2度とポータブルトイレが使えなくなってしまって、家族から叱られた体験談には、なるほどとうなずきました。
電車内で、行き帰りにしていた勉強からも介抱されて、明日からは楽しい通学になりそう。電車の乗換駅で、87段の階段を2段登りで登って息がきれ、61歳の年を再認識しています。腹もかなり出たな。明日からは介護実習に入り、ジャージかポロシャツにエプロンを使用するのです。
エプロンに名前も入れるのだが、今日はもう出来ないので明日から用意をしよう。ホームヘルパー養成研修は、後28回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
サービスコード表に書き込み(ホームヘルパー2級 研修24回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は24回目で、介護保険事務士 実務編の最終日でした。
明日6時限の授業が終わってから、16時30分から介護保険事務士の試験が行なわれる。今日は1日中、試験の練習問題に取り組むが、中々大変な練習問題だ。
学習した事が、全然頭に入ってないので、分からない部分を先生に聞くと、昨日復習したじゃない? 基準費用額 マイナス 負担限度額だよと言われ、
あっ! そうだった。と、やっと昨日の事を思い出す。
特定入所介護サービス費(食事代と室料)だった。
費用額は、費用単価 × 日数、利用者負担額は、負担限度額 × 日数、保険分は、費用額 ー 利用者負担額 で出す。
この数式を、サービスコード表に書き込む。試験にはサービスコード表を使って答えを出すので、気付いた事や忘れやすい事、注意事項などを一杯サービスコード表に書き込めば、試験の時(カンニングかな?)に見て思い出せるのだが、明日が試験日なので気付くのが遅かったなぁ〜。
問題を理解するのが遅い。理解してからも、サービスコード表のどこに載ってるのかを探すにも時間がかかる。漢字を書いたり、計算機の数字を確認しながら計算するから又遅くなる、、、。
今日は、隣の講習生(50代くらいの女性)に何回も聞いて迷惑をかけました。彼女はサービスコードを読むのも、計算も速いので、聞いてみると、サービスコード表を見るのが好きだから、いつも良く見ているとのことで、しかも知りたいページが、すぐに判るように工夫をしていました。
講師の先生が最後に、就活でハローワークの人に介護保険事務士の資格を持ってると言っても分からないからね。就職先の会社で言わないと と言われたのですが、介護保険事務士の資格ってそんな物なの? まだ介護保険事務士の資格は知られていないのかな?
ホームヘルパー養成研修は、後29回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
介護給付費の請求、返戻・査定(ホームヘルパー2級 研修23回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は23回目で、介護保険事務士 実務編の施設サービスと介護給付費の請求方法を勉強。
介護給付費請求
国民健康保険団体連合会(国保連)では、保険者、居宅介護支援事業所、サービス事業所から、それぞれ提出された書類をもとに審査を行い、三者の書類の内容が一致していれば、サービス事業所の請求書に対して支払い実行される。
返戻(へんれい)・査定
国保連が行なう審査において、請求書などの内容に誤りがあった場合は、返戻(差し戻し)または査定(減単位)が行なわれ、サービス事業所などは、返戻・査定の内容を確認して、疑義がある場合には保険者に、再請求、再審査申し立ての依頼を行なう。
介護保険が始まった、2000年度から2009年度末までに、介護報酬の架空請求・水増し請求で、市区町村が返還を求めた金銭は98億円。2009年度に、介護報酬の不正請求などで、行政処分を受けた介護事業所は、150以上。
金額換算は、小数点以下の端数は切り捨てる。最後に行なう利用者負担額の計算は、必ず引き算で計算する。
社会の高齢化に対応し、2000年(平成12年)4月1日から施行された、日本の社会保険制度の財源は、被保険者の納付する保険料だけでなく、国・都道府県・市町村による負担があるという特徴を持つ。
事業者の情報開示の徹底 事業者指定の更新制の導入(6年) ケアマネージャーの資格の更新制(5年)と研修の義務化。
高齢者の相談窓口として「地域包括支援センター」が新設された。介護予防のケアマネジメント、高齢者虐待、その他種々の相談の受付窓口が新設された。
ポイント
介護保険事務士試験問題集の、介護給付費明細書「様式第二」と「様式第八」をよく練習する。
以上テキストから抜粋してます。
2005年10月から施行された、施設費と食費が介護保険から外す改正により、母のショートステイ1泊の自費負担額は、3千500円〜6千円(施設により違う)ほどかかるようになりました。
駆け足でしたが、今日で実務編のテキストが終了しました。介護保険事務士 実務編は明日で終了です。試験の練習問題集が午後5時限目に渡されて、取りかかったのですが、ボールペンで書いていたので、鉛筆で書く様に先生に注意され、シャープペンと消しゴムを購入する。シャープペンを使うのって何10年ぶりかな。
ホームヘルパー養成研修は、後30回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
介護給付費明細書での注意点(ホームヘルパー2級 研修22回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は22回目で、介護保険事務士 実務編の地域密着型サービスを勉強。
夜間対応型訪問介護、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護と、6つの地域密着型サービスが有る。
介護保険事務士試験で、間違えやすいところ。
地域区分単価は、利用者の住所地ではなく、介護事業所のあるところの単価。
サービスコード表の見方で、1時間30分以上2時間未満の場合、2時間を30分で割ること。4なので、身体介護4。
緊急時訪問看護加算(24時間連絡体制)は、サービス提供月の1回目の実施日に算定する1度だけで、計画されていない緊急時訪問を行なった場合には、所要時間に応じた基本単位数を算定するが、この場合には、早朝・夜間・深夜の加算は算定出来ない。
以上テキストから抜粋してます。
授業する時間が限られてるから無理なんだろうが、サービスコード表の見方をもう少し時間を割いて、説明してくれた方が早く飲み込めたのではないかと思う。
介護、介護予防、地域密着型と3つのサービスコードに分かれている。
算定単位には、1回、1日、1月、月6日限度とかが有り、算定項目の左端を先に見る。
ホームヘルパー養成研修は、後31回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
通所介護・デイサービス(ホームヘルパー2級 研修21回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は21回目で、介護保険事務士 実務編の通所介護・介護予防通所介護を勉強しました。
通所介護・デイサービス
老人デイサービスセンター、養護老人ホーム、介護老人福祉施設(特別擁護老人ホーム)、老人福祉センターなどにおいて、通所してきた利用者に対して、入浴および食事の提供・生活などに関する相談・健康状態の確認・日常生活の世話や機能訓練を行なう。
所要時間による算定 通所介護の算定にあたって、サービスを提供した所要時間(当日のサービスの進行状況や、家族の迎えが遅くなって通常の時間を超えた場合、送迎時間は含まない)で算定する。
利用時間の区分は、基本的には3時間以上4時間未満、4時間以上6時間未満、6時間以上8時間未満の3区分に分かれ、それぞれ基本単位数が設定されている。
最初の通所介護計画上は、6時間以上8時間未満の利用であったが、利用者の心身の状況から6時間未満の利用であった場合は、6時間以上8時間未満の単位数を算定できる。
通所介護計画上、入浴の提供が位置づけられている場合でも、利用者側の都合により、入浴を実施しなかった場合については、入浴介助加算の算定はできない。
清拭・部分浴については、通所介護の入浴サービスに該当しないため、加算の算定はできない。また、その費用を利用者に負担させることも出来ない。
以上テキストから抜粋してます。
木曜日は母のデイサービスです。介護保険事務士養成研修の実務編で勉強したので、介護支援専門員(ケアマネージャー)の方が持ってくるサービス利用表票(兼居宅サービス計画)の見方が分かるようになりました。
東京は特別区なので地域区分単価は10.68円。サービスコードは15-2442と書いてあるので、母は介護度2、6時間以上8時間未満の利用の「通所介護(II)32」合成単位数は789単位となる。
通所介護サービス提供体制加算(?)(介護福祉士が40%以上配置されていること)が12単位、通所介護入浴介助加算(入浴介助を行なった場合)が50単位で、合計851単位。851単位 × 地域区分単価10.68=9088円(介護保険への請求額)。
利用者負担は1割なのでデイサービス1回が909円です。風邪が怖いので入浴を断っていますので、通所介護入浴介助加算はどうなってるか、次回の請求書を確認して見よう。
ホームヘルパー養成研修は、後32回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
介護予防訪問介護(ホームヘルパー2級 研修20回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。
介護保険事務士 実務編2回目で、今日もサービスコード表を使って給付費明細欄、請求額集計欄への記載の仕方を算定例題にそって勉強しました。介護予防訪問介護って、介護予防をする為に訪問介護すること?
介護予防訪問介護
訪問介護のように身体介護、生活援助の区別はなく、一本化して、介護予防を目的として、介護福祉士などによって期間を限定して、訪問介護と同様の取り扱いで提供され、通院等乗降介助については、算定されなくて、1ヵ月ごとの定額制となっていて、以下の区分で算定する。
介護予防訪問介護(?)
介護予防サービス計画(ケアプラン)で、1週に1回程度の介護予防訪問介護が必要とされた者に対してサービスを提供した場合に算定する。
介護予防訪問介護(?)
介護予防サービス計画で、1週に2回程度の介護予防訪問介護が必要とされた者に対してサービスを提供した場合に算定する。
介護予防訪問介護(?)
介護予防サービス計画において、介護予防訪問介護(?)に掲げる回数の程度を越える介護予防訪問介護が必要とされた者(要支援2に限る)に対してサービスを提供した場合に算定する。
介護予防訪問介護のサービスコード表
初回加算1月につき200単位(初月に算定)
訪問入浴介護
利用者の居宅を訪問し、浴槽を家庭に持ち込んで入浴の介護を行ない、身体の清潔保持と心身機能の維持などをはかり、看護職員1名、介護職員2名で実施し、要介護度、サービス提供時間にかかわらず、1回あたりの所定単位数を算定する。
全身浴を予定し、サービス提供前に血圧などの身体状況を確認した結果、入浴を見合わせた場合は、訪問入浴介護の算定は出来ない。
看護職員が介護職員を代替することができる。
月初のケアプランには、予定していなかったが、利用者の希望などの理由で、サービスを実施した場合、支給限度額の範囲内であれば、介護報酬を算定できるが、この場合は、ケアプランの修正が必要。
訪問入浴介護のサービスコード表
訪問時の利用者の心身の状況などから、全身浴の実施が困難で、清拭・部分浴を実施した場合は、所定単位数の70%で算定になる。
以上テキストから抜粋してます。
練習問題を、発表する順番に当たり、金額を発表したら違っていました。サービスコード表から加算単位数を読み取って、介護給付費明細書へ記入するときに、記入を間違えてしまい、計算ミスをしてしまった。本番ではミスらないように気を付けなくては。ホームヘルパー養成研修は、後33回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
サービスコード表(ホームヘルパー2級 研修19回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日から介護保険事務士 実務編です。
訪問介護(介護給付)
介護福祉士や訪問介護員が、居宅要介護者に必要な、日常生活上の世話を行なっている算定には、身体介護、生活援助、通院等乗降介助の3種類がある。
介護報酬とは、各サービスごとに基本サービス部分、加減算、出来高部分(個別評価)に分かれていて、医療保険の診療報酬にならって、介護報酬と呼ばれる。
表示は、地域保険を前提とする地域別単価であることから医療保険の点に対して単位で表される。
報酬単位数はサービスの種類ごとに、その内容、特性に応じて個別に設定され、全国一律で定められている。
サービスコード表
サービスコードとは、2桁のサービス種類コードと、4桁のサービス項目コードの6桁からなり、サービスの種類と項目(内容)ごとに、サービスコードが振り当てられていて、介護給付費請求書・介護給付費明細書にサービスコードを記載して請求する。
例えば「訪問介護で30分未満の身体介護」のサービスコードは、111111 で、最初の11(2桁)は訪問介護を表し、後の1111(4桁)は30分未満の身体介護を表している。12は訪問入浴介護、13は訪問看護、14は訪問リハビリテーション、15は通所介護、16は通所リハビリテーション、21は短期入所生活介護、22は短期入所療養介護と決められている。
4桁のサービス項目は、サービス内容と算定項目(算定単位には1回と1日がある)から合成単位数を探し出して、介護報酬額が分かる。給付費請求の明細欄へ、サービス内容とサービスコード、単位数を記載しなければならないので記録しておかなければならない。
初回加算や夜間・早朝・深夜加算などがあり、中々大変な作業だ。
以上テキストから抜粋してます。
介護保険事務士の授業では、テキストを席順に朗読しなければならないのです。1日に2度も順番が来る事も。読めない漢字が出て来たら恥ずかしかったですが、もう1週間も読まされてると平気になりました。ホームヘルパー養成研修は、後34回の講習や実習が予定されています。母の介護がスキルアップするように頑張らなくては。
介護保険事務士の労務管理(ホームヘルパー2級 研修18回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は18回目で、介護保険事務士 基礎編の労務管理でした。
労務管理とは、使用者の指揮命令下に置かれている時間を言う。これは、現実に作業を行っている時間だけではなく、作業はしていないが、必要が有るときは、いつでも作業にかかれるように待機している時間も含むとされている。
使用者は、労働時間に休憩時間を除いて、1週間について40時間を越えて、1週間の各日について8時間を越えて、労働させてはならにとされている(公務員だから言える言葉であって、こんな規則だと、民間の使用者はやっていけないと思うが、労働者は主婦が多いからの規則を掲げているのかな?)。
訪問介護や訪問看護等のサービスを行なう場合に、その従業者が自身の自宅から直接、利用者の居宅を訪問し、サービスの提供を行なう場合がある。この場合の移動時間は、労働時間となるのだろうか。
移動時間とは、事業場、集合場所、利用者宅の相互間を移動する時間をいい、この移動時間については、使用者が業務に従事するために必要な移動を命じ、当該時間の自由利用が労働者に保障されていないと認められる場合にはえ労働時間に該当することになるが、通勤時間は、ここでいう移動時間に該当しない。
年次有給休暇は、従業員を雇い入れた日から起算して、6ヵ月継続して勤務し、全労働日の8割以上を出勤した従業員に対して、その勤務年数に応じて与えなければならないとされている(労働基準法第39条)。
年次有給休暇の、利用目的は労働者の自由とされているが、事業の正当な運営を妨げられる場合には、使用者の時季変更権が認められている。
就業規則とは、使用者が制定する労働条件に画一化や明確化のため、終業時間、賃金、職業の規律等について労働基準法にもとづき定められた規則のことをいう。
常時10人以上の労働時間を使用する使用者は、就業規則を作成し、労働者の代表の意見を聴いて、所轄する労働基準監督署に労働者代表の意見書を添付して届け出ることを義務づけられている。
10人以上の労働者とは、正職員だけではなく、パートタイマーやアルバイトなどの短時間労働者も含まれるので注意が必要。
使用者は、就業規則を常時事業場内の作業所ごとに掲示し、または備え付ける等の方法により労働者に周知する必要がある。
資格要件や勤続年数の把握と管理
介護報酬の算定の要件や事業所の人員配置の条件には、そこに従事する者の所有資格(介護支援専門員、介護福祉士など)や勤続年数などが評価される場合があるので、従業者の所有資格について、その資格者証書の確認と写しの保管などの管理が重要であり、勤続年数についても経歴書を作成するなどし、適切に管理する必要がある。
以上テキストから抜粋してます。
介護保険事務士 基礎編が今日で終了し模擬テストがあり、散々の結果でした。なにも頭に入っていないようです。言葉を漢字に出来ないのです。パソコンやってるとなおさら漢字が書けなくなりそうです(汗)。明日から3連休なので勉強しなくては合格出来ない〜ぃ。ホームヘルパー養成研修は、後35回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては。
コンプライアンスと介護報酬(ホームヘルパー2級 研修17回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は17回目で、介護保険事務士 基礎編のコンプライアンスの実際と介護報酬でした。
介護保険事務士が担う重要な役割
コンプライアンスとは、一般的に日本語では企業における法令遵守と訳されているが、法令遵守だけではコンプライアンスのもつ意味の一部でしかない。
介護保険事務士の講習では、コンプライアンスとは、当たり前のことを当たり前に行なうことと定義している。当たり前のこととはどういったことを指すのか、具体的に理解出来るようにポイントが4つ挙げられている。
要求事項というのは、その言葉通り、他の者が自分に対して求めることを言い、要求されている事項が適切で、社会的通念上、常識の範疇であれば、それに応える必要があると考えられる。
顧客の要求事項
利用者の満足の追求=顧客(利用者)は、介護事業者に対して、適正にサービスを行なって欲しい、自立した自分らしい生活が実現出来るように、介護して欲しいと思っている。介護を受けることで、自分が怪我を負ったり、自尊心を傷つけられたりするとは思っていない。このような暗黙の要求事項も含めて顧客の要求事項と考えることが出来る。
社会的要求事項
社会的常識=介護事業者は、サービスを行なうことで、その対価として介護報酬を得ている。これを収益として、事業の運営に役立てるわけだが、この介護報酬は、利用者の利用料金のほかに、税金と介護保険料という公費で賄われているので、適正なサービスの実施と報酬の請求が望まれるということになる。
法的要求事項
会社法、労働基準法、介護保険法など=介護事業者は、介護保険法はもとより障害者自立支援法、生活保護法、労働基準法等の法律にもとづいて業務を行なっているので、その法律を良く知り、遵守する責務が介護事業者には課されている。
組織の要求事項
組織の理念・目的、行動規範、株主・利害関係者など=自分たちは通常、何かしらの組織に属し、その組織が求めている目的や成果を成すために、その知識や技能などの労力を提供している。当然、組織には規則等の行動規範があり、これに属する者は、それを守らなければならない。株式会社のような組織で有る場合には、その収益を株主に配分するなどの責務がある。
以上が、当たり前のことを当たり前に行なうこと=コンプライアンスであり、介護事業者とその従業者の重要な役割である。
適切な介護報酬の請求
介護保険事務士は、主に介護報酬業務を適切に行なうことで、利用者の自立支援に貢献している。公費を使用する介護事業者に対する社会の目というのは非常に厳しいものだ。適正かつ健全な事業運営が、介護事業者に望まれているように、ルールに則った介護報酬の請求が、適切に行なわれることが当たり前のこととして期待されているのはいうまでもない。
不正の事実により、介護事業者が介護給付を受けた際には、市町村は、その返還させる額について、40%を乗じた額を反則金として、支払わせることができる。ルールを守らなければ、このような罰則が事業者には、与えられることになっている。
指定居宅サービス事業者の、事業の設備および運営に関する基準に従って、適正な指定居宅サービスの事業の運営を、していないと認められるときには、これらの基準を遵守すべきことを、都道府県知事に対して、勧告あるいは命令をすることができる。
秘密保持
指定訪問介護事業所の従業員は、正当な理由がなく、その業務上知り得た、利用者またはその家族の秘密を漏らしてはならない。
以上テキストから抜粋してます。
同じ受講生に介護漫画を貸しました。今日その彼女が、マンガをみて号泣したと話してきました。20年間もおばあさんの介護をしていた母親の姿が、2巻目に同じように描かれていたので、思い出して泣いたそうです。介護ヘルパーを目指す者には勉強になる漫画です。明日も続きを持っていってあげよう。介護保険事務士養成研修 基礎編は明日で終了で、仮テストが有るそうです。ホームヘルパー養成研修は、後36回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては。
介護報酬とケアマネジメント(ホームヘルパー2級 研修16回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は16回目で、介護保険事務士養成研修 基礎編の3日目で、介護報酬とケアマネジメント。
介護報酬
介護報酬とは、居宅や施設等における介護サービスの提供に対して、対価として支払われる報酬のことをいい、国が定めている。介護サービスの公定価格で、介護サービスを提供した事業者・施設は、月ごとに提供したサービスの単位数を計算して、その1割を利用者本人から徴収し、残りの9割を保険者である市町村に対して請求するが、実際には、介護報酬の審査支払いについて市町村の委託を受けている国民健康保険連合会に請求する。
介護報酬は、1単位が10円を原則としてサービスごと、要介護度ごとにきめ細かく定められていて、3年ごとに見直しが行なわれている。
身体介護が中心である場合の、所要時間30分以上1時間未満の介護報酬は、402単位で、生活援助が中心である場合は、同じ所要時間でも、291単位となる。
身体介護とは、安全かつ清潔に毎日の生活が送ることができるよう、その人の残存能力を生かしながら、自立支援の視点を持っておこなう介護で、生活援助とは、生活の基盤を維持するための炊事・洗濯・掃除などの日常生活をサポートが中心になる。
ケアマネジメント
ケアマネジメントは、介護支援専門員(ケアマネジャー)が行なう行為ではなく、介護サービスを提供する経緯や思考そのものを指していて、品質の高い介護サービスを提供するための必要条件で、このケアマネジメントこそ、介護をおこなう者が持つ知識や技能そのものであり、介護の専門職としてのスキルということになる。
ケアマネジメントの流れは、インテーク(初回面談)→ 解約の締結(重要事項の説明)→ アセスメントの実施(生活環境の調査)→ サービス担当者会議への参加(利用者を交えての確認)→ プランニング(介護計画を作成)→ 介護サービスの開始(サービス提供の記録)→ モニタリング・評価(月1回程度の確認)→ フィードバック・サービスの継続(モニタリング結果、効果がないと、介護サービスの見直す)。再度プランニングに戻って、介護サービスが繰り返される。
介護支援専門員(ケアマネジャー)とは、要介護者・要支援者からの相談に応じるとともに、要介護者・要支援者がその心身の状況等に応じて、適切な居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービス、あるいは各種の予防サービスを利用出来るように、市町村・サービス事業者・施設との連絡調整を行なう者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な、援助に関する専門的知識および技術を有するものとして、介護支援専門員証の交付を受けた者のことをいう。
ケアマネジャーの資質と専門性の向上を図る為に、介護支援専門員証に5年の有効期間を設けて、有効期間を更新するには更新研修を受講しなければならない。
主任介護支援専門員は、地域包括支援センターに配置される、新しい専門職で、他の介護支援専門員に適切な指導・助言を行なう。
主任介護支援専門員になるには、64時間以上の主任介護支援専門員研修を受講しなければならないが、その受講資格は、専任の介護支援専門員として、5年以上の実務経験があることと、ケアマネジメントリーダー養成研修修了者、または日本ケアマネジメント学会の認定ケアマネジャーは、3年以上の実務経験があることが求められる。
ケアマネジメントと介護保険事務士の関係
ケアマネジメントの結果として、最終的には介護報酬の請求を行なうので、この作業では介護保険事務士の関わりが特に強くなる。介護を行なう者の専門的スキルだが、介護報酬の請求に当たっては、介護保険事務士がその適正を審査し、場合によっては、介護従事者に対して指導・改善を求めることにもなる。
以上テキストから抜粋してます。
母は、今日から3泊4日のショートステイです。ステイ先の介護ホームは2度目で、前回帰宅した時には、もっと居たかったと言うほどに、サービスの良い所なので安心して預けています。ホームヘルパー養成研修は、後37回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては。
要介護認定・要支援認定(ホームヘルパー2級 研修15回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は15回目で、昨日途中で終わった介護保険制度の仕組みでした。
保険料
第1号被保険者保険料の徴収
保険料の徴収方法は、特別徴収と普通徴収にわかれていて、特別徴収は年額18万円以上の老齢年金、退職年金、障害年金、遺族年金を受給している人を対象に、それらの年金支給時に年金保険者が天引きし、保険者である市町村に納付するやり方。
第1号被保険者のうち、約8割が特別徴収の対象者。普通徴収は、そうした年金が年額18万円に満たない人や年金がない人などが対象となり、市町村が納付書を発行して金融機関経由で納付してもらう。
第2号被保険者保険料の賦課と徴収
第2号被保険者の保険料は、その所属する医療保険ごとに、医療保険料と一体的に賦課(租税などを割り当てて負担させること)・徴収される。
要介護・要支援認定
介護保険給付の対象となるのは、要介護状態または要支援状態と認定された被保険者。
要介護状態とは、6ヵ月以上に渡り、継続して常時介護を要すると見込まれる状態にあり、要支援状態には該当せず、要介護1から要介護5のいずれかに該当するもの。
要支援状態とは、6ヵ月以上にわたり、継続して常時介護を要する状態の軽減、もしくは悪化の防止に特に資する支援を要すると見込まれる状態で、または身体上もしくは精神上の障害がある為に、6ヵ月以上に渡り継続して日常生活を営むのに、支障があると見込まれる状態であって、要支援1もしくは要支援2のいずれかに該当するものである。
第2号被保険者の特定疾病
65歳以上の第1号被保険者の場合には、要支援・要介護状態の発生原因を問われることはないが、40歳以上65歳未満の、第2号被保険者の場合には、その発生原因が特定疾病によるものであることが要件となる。
要介護・要支援の認定を受けるには、申請書に被保険者証を添付して、保険者である市町村に申請する。
認定調査は、申請を受けた市町村が、認定調査員の職員を派遣して、身体機能、起居動作、生活機能、認知機能、精神・行動障害、社会生活への適応など、67項目の基本調査(面接調査)を行ない、認定調査の結果はコンピュータに入力されて、要介護認定等基準時間(この時間数はあくまでも介護の手間を測るものさしであって、実際に必要とされる介護時間を示しているものではない)を基礎とした一次判定が出る。
介護認定審査会による二次判定
介護認定審査会は、一次判定結果を基礎としながらも、認定調査票の特記事項や、主治医意見書に記載されている医師の意見などにもとづき、国が定める認定基準に照らして、要支援・要介護のレベルについて審査判定を行なう。
認定結果通知は、申請日から30日以内にしなければならない。認定は、申請日にさかのぼって有効になるので、申請者は、認定結果通知が来るまで待つことなく、申請後はすぐに介護保険サービスを利用しても、保険適用になる仕組みになっている。
介護保険審査会への審査請求
要支援認定・要介護認定の結果や、保険の決定などに不服がある場合には、都道府県に設置されている介護保険審査会に対して審査請求をすることが出来る。
以上テキストから抜粋してます。
介護保険事務士 基礎編のテキストは第1章から第7章まで有りますが、昨日・今日と講習を受けた、第1章の介護保険制度の創設、第2章の介護保険制度の概要までが、テスト範囲の半分以上を占めていると講師の先生の言葉でした。
1・2章のテキストを読み返さなくてはなりませんが、、、なかなか出来ません。ホームヘルパー養成研修は、後38回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては。
2000年4月に介護保険制度開始(ヘルパー2級 研修14回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。14回目の今日から、介護保険事務士基礎編が始まりました。
介護保険制度の創設
介護保険制度導入の背景
介護保険事務士にとって、介護保険制度の理解は欠かせないもので、介護保険制度の創設までの経緯と仕組みを学ぶ。
総人口に占める、65歳以上の高齢者の人口割合を高齢化率という。国際連合は、高齢化率が7%を越えた社会を高齢化社会と定義しているが、昭和45(1970)年に高齢化率が7%を突破して高齢化社会に突入する。
その24年後である平成6(1994)年には高齢化率は2倍の14%を越え、平成19(2007)年には21.5%に達しているが、高齢化が急激に進んできたのは、平均寿命の伸びと出生率の低下が要因として挙げられる。
昭和25(1950)年の平均余命は、男59.57歳、女62.97歳だったのが、57年後の平成19(2007)年には、男79.19歳、女85.99歳と20年も寿命が伸びた。
高齢化とともに進む要介護者の急増
前期高齢者といわれる65歳〜75歳未満の要介護出現率は、3.5%〜1.5%と比較的に低いものの、75歳を越えて後期高齢期に入ると急激に高くなり、80歳代前半ではおよそ10人に1人が、85歳以上では4人に1人近くが要介護状態になるとみられている。
平成12年(2000年)4月に介護保険制度が始まるが、制度開始当時の予測を上回る数多くの要介護認定者が出た。同年4月には218万人の要介護認定者で始まったものが、7年後には440万人を数えて、当初開始10年後の見込みの数をはるかに上回った。
そのもっとも大きな要因としては、介護サービスが措置制度(法にもとづいて行政庁がおこなう処分によって、福祉サービス利用の可否が決定される制度)から社会保険制度へと転換されたことによって、権利性が高まったことや、対象者の掘り起こし、介護予防の効果が十分ではなかったことなどが考えられる。
介護保険制度の目的は、社会全体で介護を支える介護の社会化。国民の共同連帯の理念にもとづき介護保険制度を設ける。介護サービス利用の措置制度から利用契約制度への転換。サービス利用者の自己選択権や自己決定権。保険・医療・福祉に分立していた介護サービスやその手続き、費用負担などの統一。サービス供給主体の多様化による競争原理の導入によるサービスの質の向上。ケアマネジメント導入による介護の標準化。
個人の尊厳の保持
年齢や障害の有る無しに関わらず人として尊重され、人間らしく基本的人権を保障され、大切に処遇されることを意味する。
社会的入院の問題 病状が安定し、ほとんど治療を必要としないにも関わらず入院を続けている状態。
介護保険制度の仕組み
介護保険は、健康保険・年金保険・雇用保険・労働者災害補償保険(労災)に次ぐ、日本で5番目の社会保険で、介護保険の保険者は、市町村および特別区(東京都の23区のこと)とされ、介護保険特別会計を設置して、介護保険に関する収入と支出を管理する。
被保険者
保険制度における被保険者とは、その制度に加入し、保険料を払うことで、その制度の目的である給付事由(これを保険事故という)が発生したときに、その損害などに対して補償給付を受けることができる者のことをいう。
介護保険では、その資格を法律によって定めて、資格をもつ者はすべて強制加入となっているが、それは、保険事故の危険を分散させて、健康な者が加入を避け、高い危険性をもつ者のみが加入するという逆選択を防ぐため。
介護保険の第1号被保険者の要件は、市町村の区域内に住所を有することと、年齢が65歳以上の者。第2号被保険者の要件は、市町村の区域内に住所を有し、年齢が40歳以上65歳未満の者で、医療保険加入者であること。
住所地特例
被保険者資格要件の一つは、現に住んでいる市町村の区域内に住所を有することだが、住所地特例という例外がある。
住所地特例というのは、他の市町村に所在する介護保険施設、特定施設、養護老人ホーム(これらを住所地特例対象施設という)に入所して、その施設の所在地に住所を変更しても、元の住所地市町村の被保険者とするという決まりがある。
これは、これらの施設が偏在している市町村に、介護サービス給付費の負担が集中することを防ぐ為にとられている制度。
介護保険の財源構成
要介護認定者の急増により、2000年にスタートしたとき3.6兆円だったのが、2008年には、6.8兆円と大幅に増えている。
保険料の収納率が低下したり、予想以上に給付額が増大したりして、赤字に陥ってしまった場合には、市町村の一般会計から、繰り入れをしなくてすむように、都道府県に財政安定化基金が設置されている。
以上テキストから抜粋してます。
今日から介護保険事務士の基礎編が始まりました。今週末には早速のテストが有り、来週からは実務編です。実務編のテストに合格しないと介護保険事務士の免許がもらえません。計算機を片手に授業を受けます。ホームヘルパー養成研修は、後38回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては。
事例報告のまとめ方(ホームヘルパー2級 研修13回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は13回目で、訪問介護計画の作成と記録・報告の技術。
今日の授業は、訪問介護計画書、居宅サービス計画書、週間サービス計画表の見本を見て、書き方や作成の仕方、記録の仕方や、事例報告のまとめ方を学ぶ。
情報収集とアセスメント(身体機能や状況を事前に把握、家族などとも相談し評価することで、ケアプランの作成等、今後のケアにどのような介護が必要なのか、課題を分析すること)は、サービス提供目標設定と訪問介護計画の作成と修正に欠かせない作業。
利用者が日常生活で、どんな不便があり、何に困っているか、どんなところに改善の余地があるのかについて明らかにすること。アセスメント無しには、次のサービスの目標設定と計画の作成に進めないことを確認する。
情報収集とアセスメントの記録は、サービスの質の向上と一貫性のために必要なもの。また、利用者のニーズ(要求)の変化への適正な対応にもつながる。
訪問介護計画は、ホームヘルパーが個々の利用者ごとに作成する援助計画。介護支援専門員(ケアマネ)が作成した居宅サービス計画(ケアプラン)に基づいて作成するので、両者の関係を具体的に復習しておくことが必要。
記録の書き方
記録はホームヘルパー自身の活動を点検し、技術を向上させるために欠かせない。記録が容易に出来る為には、観察を忘れず、常に自分の活動の意味を考えることが大切。記録はホームヘルパー自身の思いを書くのではなく、事実を客観的に書くこと。
記録の目的は、ホームヘルパーが交代しても、必要なケアを一貫して行なう為に、情報の共有が基本となる。口伝えでは聞いたことを忘れたり、内容が変わって伝わってしまうことになりかねない。自分の行なったケアを点検し、技術を高めることにもつながる。また、円滑なチームワークのためのポイントでもある。
行なったこと、考えたことをしっかりと記録に残しておかないと、どんなに心をこめても、技術を研いて一生懸命に仕事しても、第三者には理解が得られない結果になりかねない。社会的な責任を果たしている証拠として、また実践の確かな証拠として、ホームヘルパーの仕事を社会に知らしめる為にも、記録は大切だ。
良い記録を書くために
とにかく書き続けて、書くことになれること。書き続けると何を書くか、書く順序などのパターンが身に付いてきて、書くのが速くなってくる。上手に文章化しようと考えず、字の上手・下手を気にせず、また漢字にとらわれずに、事実をメモでも良いから書いていく。
誰が読んでも、分かりやすい文章にする為には、客観的であることと、具体的であることが重要。不要な語尾を出来る限り省略して、短い文章にする。主観と客観を区別して書く。図を上手く使う。
表現力を養うには、文章を沢山読むことが大切。ホームヘルパーの専門誌に目を通して、実践記録などから表現や書き方などを学ぶことが大説。良いと思う文章を見つけたら、模倣するのが文章上達の近道だ。
文章を書くときの基本的条件は、簡潔であうこと、正確であること、客観的な表現であること、慎重な表現であること、適切であるかを考えることが大事。
以上テキストから抜粋してます。
江東区介護保険課からの「介護保険サービスご利用状況のお知らせ」の裏面に、サービス略称の説明が印刷されていました。「特定入所者介護サービス費等」は、負担限度額認定証を交付された方だけが、利用できるのを初めて知りました。
授業も基礎知識から、段々と実践知識になってきました。来週からは、上級介護保険事務士の勉強が始まります。最後にはテストがあり、追試が2度受けられるので、少しは安心ですが、試験勉強大変だ〜。
血糖値が高くなって来たので、断酒をしていて、今年は正月に友と飲んだだけで、ずっと飲んでいません。今日は金曜日で、明日・明後日は授業が休みなので、気分転換にワンカップを1本だけ夕飯の買い物のときに買っちゃいました〜。酒を飲むと、やはり集中力が無くなりますね。眠くなり、一寝入りしてから、またパソコンに向かいました。
ホームヘルパー養成研修は、後40回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては。
ロールプレイの実践(ホームヘルパー2級 研修12回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は12回目で、共感的理解と基本的態度の形成。
共感的理解
介護についての技術レベルがいくら高くても、それだけで良い援助が出来るとは限らない。利用者が、今必要とする援助がどのような形で提供できるかが大切。
介護サービスの利用者が持つ、様々な思いに近づいていったとき、利用者は分かってもらえたという気持ちになる。
介護サービスの利用者は、援助を受ける全期間を通して、様々な思いを持ち、それを介護サービス提供者である、ホームヘルパーが適切に理解し、受けとめることが出来たとき、効果的な援助が実践される。
利用者の感情の共感をはじめとする、様々な基本的態度を形成出来るようにしていくのが目標。
利用者に対して良い援助を行なう為には、ホームヘルパー自身の自己覚知(自分を悟り知ること)も忘れてはならない。援助者がみずからの個人的な価値観や行動パターンをしっかりと知っておくことが重要。
どのような人間関係にも、良いコミュニケーションは重要。サービスを受ける人は、コミュニケーションの力が弱い場合があり、お世話になることに対して引け目を感じて遠慮がちになっていることがある。
ヘルパーが良いコミュニケーションをとる努力をし、サービス利用者の思いを理解するよう努力しなければならない。
基本的態度(受容・傾聴・共感)
受容 利用者のあるがままを受け入れる。
傾聴(けいちょう) 聞きまくる。訊く。
コミュニケーションの中では、聴 が大切。
聞き取る能力 聴覚がきちんとしている。話しやすい。環境・雰囲気。話の腰を折らない。否定しない。同調。ほめる。専門的知識を持ち合わせて話が理解出来る。
共感 相手の気持ちに共感する
以上テキストから抜粋してます。
午後の授業は、くじ引きで7つのグループに分かれて、ロールプレイの実践。講師から渡された、介護家族の家庭内の状況(事例)の、大まかな設定にそって、グループごとで話し合って、ストーリーを作り、介護ヘルパー役、利用者役、利用者家族役、介護事業所役、司会役、監督役などを演じる。
4人で演じるので一人で何人役もするグループも。役を演じて、ヘルパーの気持ちなどを体験するが、同じ事例を扱っても、違うストーリーになっていたので良く考えてると感心する。利用者の役を巧く演じてる人もいて爆笑も。1グループが演じ終わるごとに、先生や違うグループからの感想・批評を受けた。
今日の講師は先週のN先生。ロールプレイの実践では、男性が女性役をした方が面白いと、76歳で介護度2に設定した女性役になって、ヘルパーさんに嘘を付く利用者役をやったが、終了してからアソコでああすれば良かったと思う。小学生の時の学芸会以来の人前での演技で、良い思いでになった。今日も分かりやすく楽しい授業でした。
N先生が先輩に教わった、傾聴の14の心の漢字
N先生の授業はあと5回。ホームヘルパー養成研修は、後41回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては。
バイスティックの7原則(ホームヘルパー2級 研修11回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになると考えて、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は11回目で、相談援助とケア計画の方法。
相談援助に関する技術
言語的コミュニケーション 言葉や文字を手段としてコミュニケーションを行なう。筆談・手話も含まれる。
非言語的コミュニケーション 言葉や文字以外の手段で、コミュニケーションをおこなうことで、視線・表情・姿勢・身振り・服装・沈黙・座る位置や距離・語調・言葉づかい などが有る。
カウンセリングを相談援助に生かす
相談援助の基礎となる技術には、カウンセリングの技術がある。カウンセリングとは、言語的・非言語的コミュニケーションを通して、行動や人格の変容を促す技術の事を言う。ホームヘルプサービスに応用したい、基本的な技法としては、次のような技術が役立つ。
傾聴(けいちょう)の技法
相手の訴えを心から「聞く」こと。傾聴のための留意点は、相手のペースに合わせること。視線を合わせること。表情や姿勢に気を配ること。声の調子や話し方に注意を払うこと。話題を飛躍させないこと。
励ましの技法
利用者の話を促すこと。沈黙 ジェスチャーや頷きによって、話を続けて下さいという事を示す。相づち はい・ええ・そう・それで といった簡単な言語表現。くり返し 相手の言葉を繰り返すこと。
言い換えの技法
相手の話のエッセンス(物事の本質)を、相手が使った主要な言葉を使って相手に返すこと。
要約の技法
相手の話の内容をまとめること。前回の訪問時の内容を振り返ったり、話の途中で、整理したり、話の終わりや退出時などに要点をまとめ、次回までの話題を明確化することに役立つ。
質問の技法
相手に問いかけて、事実の明確化に役立てる。
閉ざされた質問 はいかいいえで答えられる質問の仕方(答えの範囲を限定)は、適切なアセスメントがあって用いられる。
開かれた質問 どうしましたか?とか、どうですか?のように、答えを委ねる質問の仕方(答えの範囲を広げる)。信頼関係や利用者が自己表現する事ができる関係性があって用いられる。
明確化の技法
相手が伝えたいと思っていても、うまく言葉で表現出来なかったり、曖昧な場合に、その内容や意味、感情を明確化するための技法。
積極技法
助言・情報提供・説明・ホームヘルパー自身の自己開示。
相談援助の基本原則・態度・価値・倫理
ホームヘルパーが相談援助を行なう際の基本原則として、ソーシャルワークで用いられているバイスティックの7原則。
1)個別化の原則 利用者・家族をかけがえのない個人として尊重すること。
2)意図的な感情表現の原則 利用者・家族の感情表現を大切にすること。
3)自覚的な情緒的かかわりの原則 援助者が自分の感情を自覚しながら関わること。
4)受容の原則 利用者・家族の姿や気持ちをあるがままに受け止めること。
5)非審判的態度の原則 援助者の価値観で利用者・家族を非難しないこと。
6)自己決定の原則 利用者・家族の自己決定をうながし尊重すること。
7)秘密保持の原則 利用者・家族の秘密を保持して信頼関係を醸成すること。
在宅介護の三本柱 身体介護 生活援助 相談援助
以上テキストから抜粋してます。
午後からの、ケア計画の方法では、5つのグループに分かれて、居宅サービス計画書などにそって、訪問介護計画書内の、訪問介護の援助の長期・短期目標を作成して、グループごとに発表しましたが、最初は何をどうするのかも理解できなくて、集中力がなくて、いつもより疲れて終了時間が遅く感じたました。
ホームヘルパー養成研修は、後42回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては。
ホームヘルパーの職業倫理(ホームヘルパー2級 研修10回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになると考えて、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は10回目で、ホームヘルパーの職業倫理と介護事例検討。
福祉業務従事者としての倫理
保険・医療・福祉に従事する人は、人の不安・悩み・悲しみ・痛みに接し、慰め、癒し、助けなどを、対象者の一人ひとりの、かけがえの無い、一回限りの人生が充実した人生となるように、直接援助するという重大な役割を持っているので、人格的、倫理的責任が大きい。
サービス提供における利用者の人権の尊重
介護や福祉サービスとは、利用者の困った部分への手助けや足らざる所を補うといった、ただ親切心があれば、誰にでも出来る仕事ではない。
専門的な知識と技術を持ち、どのように重い障害がある人にも、またどれほど要介護の状態が進んだ人にも、その人がその人らしく尊厳を保持して生活出来るよう支援していくもので、サービス提供の基本となるのが、利用者の人権尊重とプライバシーの保護。
利用者の利益を第一とすること、プライバシー・秘密を守る事、人によってサービスの差をつけない事など、言葉、態度の端々にまで、心配りをしたいもの。
利用者の自己決定の尊重
高齢者、障害者の方も、人はすべて一人ひとりが、様々な人生経験を持っていて、家族にもそれぞれ、色々な社会生活の経験があるので、ホームヘルパーは、常に人生の先輩に学ぶという姿勢をもち続けねばならない。
ホームヘルパーにとっては、不必要なものだと思うものでも、その人にとっては大切な思い出の品や、記念の品であることもあり、その人でなければ理解できない価値のある品物かも知れない。了解を得ずに処分したために信頼関係がくずれる事も有るので、ホームヘルパーの考えだけで、簡単に行動してはいけない。
業務で必要な基本的態度
身だしなみは、適度に明るい化粧や服装で、さわやかに訪問する。
男性の場合も、身なりやヒゲの手入れなどもきちんとする。
心をこめた言葉遣いと行動で接する。
相談助言には、適度な相づちを打ちながら聞く。
どんなことを話しても大丈夫という雰囲気をつくる。
整理しながら聞く。
技術が未熟でも、丁寧な言葉掛けを心がける。
以上テキストから抜粋してます。
総合的に、対人援助で欠かせないのが、報告・連絡・連携・相談。どんなささいな事でも、ホー、レン、ソーを心がけることが大切。
午後からは、介護事例検討の授業で、4・5人のグループに分かれ、ケアマネージャーになったつもりで、要介護1で90歳の方の介護給付のサービスを考えて、週間計画表を作成する。
家族状況・生活状況を把握した上で、利用サービスには何が使えるのかなどを話し合う。
日常生活動作とは、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指し、ADL(Activities of Daily Living)とも呼ばれる。
今日の講師は、いつもニコニコ笑顔で明るい先生。介護は技術よりも心が大事、笑顔で接することが大事との教えでした。ホームヘルパー養成研修は、後43回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては。
生活援助の目的と自立支援(ホームヘルパー2級 研修9回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになると考えて、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は9回目で、生活援助の方法。
生活援助の必要性と目的
家事は衣食住を中心とした、生命活動に付随して行なわれている行為。
家事に対する考え方は、個人や家庭の価値観に左右され、その方法も色々。
近年における核家族化の進行や、世帯の高齢化は、家庭の機能の低下とともに、家事を十分に行なえない状況をまねいている。
身体的介護を必要とするのと同様に、放置すれば生活の質の維持はもとより、生命の維持も確保できない。
介護保険制度における、訪問介護事業としての生活援助の内容は、標準化することが求められているが、現実には利用者のニーズに対しての標準化した生活援助を提供するのは難しい。
どの訪問介護員が行っても、サービス内容の量や、質の差のないよう訪問介護員の資質の標準化、均一化が必要。
訪問介護員はたかが家事と安易に取り組むのではなく、生活援助は利用者の生活を支援するための行為であり、福祉理念を基盤として提供されるサービス。
生活援助サービスは、身体介護と同様、利用者の生活の維持・向上をめざして提供される重要なもの。
生活援助の基本原則
利用者の暮らし方や、価値観をできるだけ大切にする。利用者や家族がこれまで続けてきたやり方を、まず尊重することが鉄則。
利用者との信頼関係。信頼関係を築くには、細かい配慮が必要。安全への配慮。援助の内容と質の統一。家事の原点は愛情と思いやりの心
生活援助の展開
なるべく早く訪問先の傾向をつかんでおく。臨機応変の対応ができること。決まった用具や材料が無いから、あるいは環境が整っていないからできないと、頭から決めつけてしまうと身動きがとれない。同時進行ができること。
適切な生活援助と自立支援
そうさせるのではなく、そうしてみたい自発的な気持ちが利用者に生まれるようにする。ささいなことでも、このような積み重ねが立派なリハビリテーション介護になる。
食生活の理解
栄養要求が人の生命を支え、身体の健康状態を健全に保ち、寿命を形成する土台になる。高齢者や障害者の日常的な食生活への理解が十分であるかどうかと言うことが、介護の基本として非常に重要なこと。
食事の機能
健康は栄養・運動・休養の3要素がバランスよく良好な状態。食事の機能は、これらの3要素の中心となる重要なもの。可能な限り、その者のもっている残存能力を活用し、自立を妨げないような支援を心がける。
栄養の理解
栄養素を含む食物を摂取し、これを分解し、消化吸収しエネルギーを生産するなど、生命を維持する。栄養素は、大きく分けて糖質、タンパク質、脂質、無機質(ミネラル)、ビタミンに分類される。これが5大栄養素。エネルギー源となる糖質、タンパク質、脂質を熱量素。タンパク質、無機質、ビタミンを保全素。保全素である栄養素は、他の栄養素で代替えすることができずに、欠乏すると健康を損なうこともあり、注意が必要。
以上テキストから抜粋してます。
今日は、日誌当番で、一日の授業の内容と、感想を書きました。
感想文 「介護は観察に始まり、観察に終わる。介護ヘルパーって大変な仕事だと再認識。介護利用者さんの家を掃除していて、棚に有った口紅のキャップを要らないと勝手に判断して捨ててしまったら、利用者さんが拾って元に戻した話。経験・体験談・失敗談を交えての分かりやすい楽しい授業でした。自分の価値観を押し付けない(自分の性格からして押し付けそうなので、改めなくては)。
今朝の母の第一声は、「きのう、デイサービスに行って良かった」でした。毎日寒いので、心配しながら行かせた今年初めてのデイサービスでしたが、元気な姿を取り戻したようなので、行かせて良かったです。
ホームヘルパー養成研修は、後44回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては!
福祉用具に関する知識(ホームヘルパー2級 研修8回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は8回目で、住宅・福祉用具に関する知識が4時限とリハビリテーション医療の基礎知識が2時限。
歩行補助具の杖の持ち方 杖の長さは、床から脚の付け根の骨の出っ張り(大転子)までの高さに、杖の持ち手がくるのが理想的で、その状態で杖を持ったとき、杖の先端が足の外側の15センチほど、肘が150度ほど軽く曲がっている姿勢が良いそうです。
不自由な足側の方に、杖を持つのだと思っていましたが、それだと全体中が杖にかかってしまい、そんな生活をしていたら、長生き出来ないと講師の先生に笑われました。不自由な足とは反対側に持たなければ杖が生きないのです。
我が家では、車椅子、ポータブルトイレ、手すり、シャワーチェア、浴槽台、浴槽手すりの購入は全部自費でしたが、介護保険から福祉用具購入に、9割の補助があるのです。
1年間(4月〜3月)で、10万円までの用具が、ケアマネージャーに依頼すると1割の負担金で購入できるのです。
住宅改修(手すりの取り付け、床の段差解消、床材の変更、引き戸等への扉の取り替え、洋式便座等への便座の取り替え等)には、20万円(1割負担)までの補助がありますが、ケアマネージャーの理由書、業者の見積書に内訳書、図面、写真などを揃えなくてはなりません。
リハビリテーション医療の基礎知識
リハビリテーションとは、生活の回復をめざす活動で、脳卒中などの後天的な障害者にとっては、元通りの生活を回復することで、先天的な障害者にとっては、この社会で営まれている、一般的な生活をつくること。
生活とは、特別な生活を意味しているわけではなく、人が普段行なっている普通の生活のことであり、障害者が市民として普通に過ごすことをノーマライゼーションと呼び、いいかえると、リハビリテーションとはノーマライゼーションをめざすこと。
障害者も高齢者もみんなと同じように普通の生活を送ることを望んでいて、普通の生活とはなにかを学びます。
風邪気味が続いていて、デイサービスを休ませていたのですが、今年初めて行って来ました。ホームヘルパー養成研修は、後45回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては!
高齢者に多い嚥下困難(ホームヘルパー2級 研修7回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は7回目で、午前は医学の基礎知識、午後からは在宅看護の基礎知識。
老化と加齢 老化に伴う代表的な身体の変化には、白内障/前立腺肥大/失禁/骨粗鬆症/歯の喪失などが上げられる。
高齢者は、抵抗力や順応力が落ちて、病気にかかりやすくなり、慢性疾患が多くなり、細胞の変性によって機能が衰えていくような退行性疾患も多くなる。
高齢者に伴いやすい障害の代表的なものは、寝たきりと認知症。寝たきりになるおもな原因は、脳血管疾患の後遺症による意識障害と麻痺、大腿骨の骨折など。
老年期認知症(痴呆)は、多発性の脳血管障害による神経細胞の脱落が原因となっている「血管性痴呆」と、なんらかの原因で神経細胞に変性がおこる「アルツハイマー型痴呆」に大別される。
健康チェックとバイタルサイン 脈拍、血圧、体温、呼吸等を、バイタルサインと総称する。バイタルサインとは、生きている証拠という意味で、毎日の身体の状況を把握するのに使われている。
高齢者に多い肺炎
高齢者にとって肺炎は、最も注意しなければならない病気。胸の痛みや発熱があり、呼吸数が増える。熱があって脈が速く、呼吸数が多かったり、息が苦しそうなときは、早くに受診を受ける。
母も昨年末、肺炎で緊急入院しました。胸の痛み、発熱、呼吸数が増える症状がでました。
腹痛の原因
腹痛は、便秘やガスがたまったり、おなかが冷えたとき、下痢、食中毒、食べ過ぎなど、さまざまな原因でおきる。
吐き気や嘔吐は、上部消化管の反応で、異物を排出しようとする体の防御反応。胃液が混じると酸っぱく、胆汁が混じると苦くなります。嘔吐の後は、口をすすぎ、安静に。
治まったら、水やお茶などで、水分を補給。水分の補給が大事。吐いた物に血液が混じっている場合は、病院で受診。
下痢のとき、水分を控えてしまうが、下痢で水分が失われるので、水分補給は絶対に必要。
嚥下困難
脳卒中の後遺症で多いのは嚥下(えんげ)困難。嚥下とは、飲食物が咽頭粘膜に触れると、反射的に飲み込みがおこり、食堂から胃へ内容物が運ばれること。
飲み込むとき、喉頭蓋(こうとうがい:喉頭の入り口を覆う、ふた状のもので、舌の根元のすぐ後ろにある高まり)は気管にふたをし、飲食物は食道へ流れるが、この反射が遅れて、飲食物が気管に入ることを誤嚥という。
肺に食べ物が入ると、肺炎をおこす。嚥下性肺炎は、飲食物に限らず、唾液の誤嚥でもおこるので、毎日の口腔ケアが大切。口腔ケアは嚥下性肺炎の予防になる。
以上テキストから抜粋してます。
アゴを上げて(寝ていても)の姿勢で、物を食べさせると、誤嚥を起こしやすいのかな。母の食事中は、あまり話かけないように気を付けよう。
今朝、母におはようと声をかけると、「こんにちは、もう帰って来たの」と言う返事が返ってきたので、「まだ朝だよ、これから出かけるんだよ」と言うと、キョトンとした顔をしていたが、認知症になると、日時の感覚が無くなるそうです。
ホームヘルパー養成研修は、後46回の講習や実習が予定されている。母の介護のスキルアップに頑張らなくては!
結晶性知能と流動性知能(ホームヘルパー2級 研修6回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は6回目で、午前は、高齢者・障害者(児)等の心理。
ホームヘルパー介護員は、心理学も学ばなければならないのには、ちょっと驚きです。観察力が大切なのです。
高齢者の行動や心理には大きな個人差があり、姿勢の変形や内蔵の機能の変化など、自覚されていないことも多く、「まだまだ若い、今までやって来たことなどは自分だけで出来る、一生現役でやって行きたい」そんな強い想いが心の情熱をかき立てることもあり、これらの行動と心理の背景を理解する。
結晶性知能と流動性知能
結晶性知能とは、多くは言語的な側面の知能であり、これまでの経験や知識の豊かさや正確さと結びついている能力。この結晶性知能は学校教育や社会経験と深く結びついて育ってきたもので、中年期の間ずっと維持され60歳くらいまで活発。
そして60歳代後半から、ゆっくりと低下しはじめるが、高齢者になっても比較的に遅くまで維持される言語や経験によって獲得された知的な行動は、老いてますます英知として輝いている。
流動性知能は、新しいことを学習したり、新しい環境に適応するために必要な能力であるが、この能力はこれまでの学校教育や社会経験とは比較的に独立していて、生まれつきの能力と強く関係している。
この流動性知能の能力は、結晶性知能よりも高齢化に向かって速く低下しはじめ、70歳を過ぎると急激に低下してしまう。
高齢者の感情、自尊心、人格、社会的な役割の喪失や、知的能力の低下、精神に障害のある方への心理的な理解が大切。
以上テキストから抜粋してます。
午後の、高齢者・障害者(児)等の家族の理解では、受講生同士5人でグループになり、要介護1で75歳のある男性や、その家族の心理状態、また介護者は、どういう支援をすれば良いのかを話し合って発表する。
介護ヘルパーのマンガを知っていますか? 面白いですよと今日の講師が言ったので、帰って早速に注文しました。ホームヘルパー養成研修は、後47回の講習や実習が予定されている。母の介護のスキルアップに頑張らなくては!
加齢による老化(ホームヘルパー2級 養成研修5回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は5回目で、前回の午後の続きで、障害疾病の理解。
眠気覚ましに、ガムを噛みながらでも良いと、先週言われていたので、お言葉に甘えて午前も午後もガムを噛みながら授業を受ける。眠気もスッキリ。
障害疾病の理解と加齢による老化
老化自体は病気ではないが、高齢者の機能低下の主な原因には、病気であることが多い。加齢とともに現れやすい身体の変化には、次のようなものが上げられる。
皮膚・・・・シワ、乾燥肌、白髪、脱毛
皮膚組織が萎縮して、脂が減少して皮膚のハリが無くなり、シワが現れる。乾燥肌は、汗を出す汗腺と、脂を出す脂線のはたらきの低下によって現れる。加齢によって、メラニンを作り出す能力が衰えて、毛髪が白くなる。脱毛は、ホルモンのバランスがくずれておこる。
目・・・・・調節力、視力、視野の機能低下
近くを見るときは眼球の水晶体が厚くなり、遠くを見ると薄くなるが、加齢に伴ってこの調節能力が衰えてきて、ピントが合いにくい老眼になる。
耳・・・・・聴力の低下(特に高音域)
加齢に伴って聴力の機能が低下し、特に高音域が聞き取りにくくなる。
口・・・・・歯がぐらぐら、口内の乾燥、味に鈍感になる
加齢とともに歯を支えている歯槽骨が減っていき、歯がぐらぐらになっていく。長年の間の歯石などで、歯槽膿漏などになると歯が抜けやすくなる。加齢に伴って乾きの感覚が低下してきて身体全体の水分量が減ってくる。神経細胞の減少により感覚機能が低下し、味に鈍感になる。
胃腸・・・・飲み込みが悪くなる、便秘をする
食べ物を飲み込むときは、体性神経と自律神経の協調によって喉頭蓋が気管を閉じるが、高齢者の場合はこの協調がうまくいかず、誤嚥(ごえん)をおこしやすくなる。
加齢とともに現れる身体の変化で、気になったのは誤嚥。辞書には誤嚥とは、食べ物や異物を気管内に飲み込んでしまうこと。また異物を消化管内に飲み込んでしまうことと書いてあった。
物を食べる時は、アゴを引いて食べると誤嚥しにくく、アゴを上げた状態だと、咽頭(食道の間の筋肉性の袋状の管)と気道が直線になり、誤嚥しやすくなるのだ。
高齢者は、ノドの筋肉の衰えからムセやすくなるので、食事中など、食べ物が口に入っていたら、話しかけないように気を付けようと思う。乾燥肌(クリームを塗る)、免疫機能(感染症への抵抗力が落ちる。風邪に気を付ける)
以上テキストから抜粋してます。
ホームヘルパーの仕事としては、高齢者の介護だけに気がいっていたが、肢体不自由者(児)や、統合失調症(精神分裂病)の方の介護もするのだったと自覚するが、授業は高齢者だけの介護で進んでいるようだ。
血糖値が高いので1ヵ月前から断酒してますが、いつまで続くかな〜。今日の授業は、病気などの興味のある内容だったので、一日が早く感じた。
月曜日も母のデイサービスの日でしたが、やはり風邪気味なので休ませました。靴下を履き替えさせたら、足がカサカサだったので、夕方、風呂場で椅子に座らせて、足を洗ってクリームを付けました。
爪が伸びていたので、切ってあげていたら、爪の下の皮膚も切ってしまい、血を止めるのに、しばらく指を抑えながら、足の運動をさせました。
まだまだ、老老介護の年でもないと自負しているけど、こんな失敗をしていたら、先が心配です。慎重さが足りなかったのかな。眼の距離感がすこし悪いです。
ホームヘルパー養成研修は、後48回の講習や実習が予定されている。母の介護のスキルアップに頑張らなくては!
就職支援と障害・疾病の理解(ホームヘルパー2級 4回目)
母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は4回目で、午前中は就職支援。
ヘルパー2級を取得して就職先を探すときの注意、これからホームヘルパーとして、介護業界に就職する時の注意点や知識などを受講。
認知症予防に、指先を使うゲームなどが良いそうだ。母の認知症も、少しだが進んでいるようなので、ゲームをやらせてみようかな。
午後の授業は「障害・疾病の理解」。
昨日までの3日間で、330ページのテキスト第1巻がほとんど終了しているが、ほとんど読んでもいない。明日からは少しづづ読まないとやばい。
第2巻の、「障害・疾病の理解」は、テキストを読みながらの授業だった。講習生にテキストを順番に読ませたりして、身体の各部の名称と機能の基礎用語を学ぶ。
医師や看護師、保険師といった医療の専門家の指示や連絡を受けるうえで、身体の名称を知っておかなければならないので、復唱して覚えさせられる。
上肢骨、下肢骨、脊柱、頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨、体幹(胸部・腹部)、上腕、前腕、手部、大腿、下腿、足部。
夜寝る前にも覚えると、朝にも80%は忘れないとのことですが、年をとると記憶力がなくなり大変です。ホームヘルパー養成研修は、後49回の講習や実習が予定されている。母の介護のスキルアップに頑張らなくては!
ホームヘルプサービス概論(ホームヘルパー2級 研修3回目)
母の介護をしていて、介護者としてスキルアップすれば、介護も楽に出来るようになると考えて、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。
今日の講習題名は、「ホームヘルプサービス概論」と「介護概論」。概論とは、全体のあらましを要約して述べたものだが、要約していても凄いページ数なので、休みの日にでもボチボチと読んで見ようと、気を紛らわす。
最近また耳鳴りがひどくて、左耳の聴こえが良くないので、必死になって聞いているのだが、聞き取れないことも。
ホームヘルプサービスの質と量
要介護状態においても出来る限り自立し、社会とのつながりを保ちながら、生活できるようにすることを目指す。自らの生活を自らの判断で選択出来るようにすることが、介護対策の基本となる。
ホームヘルパーは、知識・技術を高める努力とともに、豊かな人間性をもった援助者になるべく、努力をし続けていくことが望まれる。
24時間対応ホームヘルプサービス(巡回型)の制度化 ホームヘルプサービスの報酬 などについての講義を受講する。
今年の4月から、介護保険制度の一部改正に伴い、24時間対応で短時間のケアを繰り返し提供する「定期巡回・随時対応サービス」が始まるそうだ。
現在の訪問介護制度だと、30分〜1時間の訪問が1日に2回できる程度が、本人の生活リズムに合わせて、1日に何度でもこまめに介助出来るようになるとか。
介護人の滞在時間が5分でも、決められた介護が終わったら移動しても良いようになるので、排せつ、水分補給だけでも、介護点数が付けられるのかな。
木曜日は、今年初めてのデイサービスの日だったが、今日は凄く寒いので休ませることにして、介護ホームに風邪気味なのでと断りの電話を入れる。ホームヘルパー養成研修は、後50回の講習や実習が予定されているが、母の介護のスキルアップに頑張らなくては!
要介護状態とは?(ホームヘルパー2級 研修2回目)
母の介護をしていて、介護者としてスキルアップすれば、介護も楽に出来るようになると考えて、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。
今日の授業は、「高齢者保険福祉の制度とサービス」と「障害者(児)福祉の制度とサービス」だが、テキストで200ページもの量なので、講師の先生が自分でまとめた資料にそって授業がスタート。
こんな量のテキスト、読むだけでも大変なのに、それを理解しなくてはならないなんて、、、もう年なので記憶力が無くて大変です。
先生が言っていた、記憶の3つの方法とは、興味を持つこと。必要に迫られる。繰り返して覚える。でしたが、繰り返して覚えるのが、61歳の私には大変なことなのです。
介護保険制度成立の背景
介護保険制度ができる以前は、要介護高齢者の介護は家族がにない、これを老人福祉サービスや老人医療サービスが支えていたが、高齢化の進展とともに、寝たきり等の要介護者の数は急増したので、新たな高齢者介護システムを創設して、介護を社会的に支えることが必要になった。
平成17年(2005年)の介護保険制度の改正
介護保険制度は、平成12年(2000年)4月からスタートした。在宅サービスを中心にサービス利用者が急増し、同時に、サービスを提供する事業者も増加するなど、介護保険制度は老後の安心を支える仕組みとして定着する。
要支援・要介護1という軽度者が大幅に増加し、5年間で、要介護認定を受けた人は88%も増加、特に要支援・要介護1の認定者は138%も増加。
サービスの質に関しては、ケアマネジメントが必ずしも公平・公正に行なわれていないのではないかとか、不正請求などによる事業者の指定取り消し件数が増加しているのに、サービス選択のための情報が利用者に十分と提供されていないのではないか、といった問題が指摘され、平成17年6月に、サービスの質の向上などの、5つの介護保険制度の改正が行なわれる。
介護保険制度の概要
加入者(被保険者)には、65歳以上の第1号被保険者と、40歳から64歳迄の第2号被保険者の2種類がある。
第2号被保険者を40歳以上に限定した理由には、自分自身にとって、脳血管疾患などの老化に伴い発生する疾病(特定疾病)の発生率が高くなる事や、親が要介護状態となり、介護保険の受給者となることによって、子である第2号被保険者の介護負担が軽減されることにある。
要介護状態とは、身体上または精神上の障害が有る為に、入浴、排せつ、食事などの日常生活における、基本的な動作について6ヵ月にわたり、継続して常時介護を必要と見込まれている状態をいう。
以上テキストから抜粋してます。
ホームヘルパー養成研修は今日で2日目、後51回の講習や実技が予定されている。母の介護のスキルアップの為に頑張ろう。
ケアサービスの意義(ホームヘルパー2級 研修1回目)
母の介護をしていて、介護者としてスキルアップすれば、介護も楽に出来るようになると思い、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受講しました。今日から3ヵ月間の授業が始まりました。
訪問介護員養成研修 第1回 福祉サービスの基本視点
福祉の理念と目的
介護保険に基づく高齢者のケアや、あらゆる福祉計画やケアサービスの策定、そして実施については、その理念と目的とをしっかりと把握していることが求められる。
理念や目的意識を欠いたケアサービスのいかなる活動であれ、それは提供者側の単なる自己満足か徒労に終わってしまい、利用者や利用家庭に喜ばれるものとはならない。
そのような福祉の理念と目的は、ノーマライゼーションと自立支援に根ざした自由最大化状況とに基づくと言える。
ノーマライゼーション
ノーマライゼーションとは、要介護高齢者などを特別な人間として隔離的に処遇するのではなく、できるかぎり家庭やコミュニティで普通の生活を送れるように支援することをいう。
福祉理念として、近年ではノーマライゼーションの考え方がほぼ定着している。高齢者はいうまでもなく、障害者、児童、病人など社会的に不利な立場にいる人々への福祉のあり方として、この思想や見方が重視されて来ている。
社会的に不利な立場にいたり、介護を受ける状態であったとしても、そうでない健常者とともに社会的に統合されて一緒に生活するのが自然だというのが、ノーマライゼーション。
ケアサービスの意義
ホームヘルパーとは、非常な高齢の為に、またそれほどの高齢では無くても、なんらかの身体的あるいは精神的障害があって自立して生活できなくなった人に対して、その高齢者の自宅に訪問して生活に不自由がないように援助できる能力を身につけるために、一定の訓練を受けた人のことをいう。
ケアという英語の意味は「世話をする」ということ。これは健康な人にも、病人、障害者にも使うことのできる言葉。
日本では、明治時代以来、病人を「世話する」とか「介抱する」という言葉が、「看護」や「介護」という言葉より先に日常的に使われてきた。
ホームヘルパーは、系統だった学習と実習、そして高齢者や障害者と密接に触れ、語り、聞くことによって、知性と感性を錬磨し、ホームヘルパーとしての素養を高めていく必要がある。
ケアサービスの目標
利用者は最小の制約のもとで、つまり最大の自由のもとで処遇されるべきであるという考え方を、自由最大化状況という。
恵まれた環境で、仕事や生活を楽しむ豊かな人生、人間性や主体性を取り戻そうという考え方を、クオリティ・オブ・ライフという。人間として、生活者としての質の高い水準の確保が重要。「人生の質」または「生活の質」。
以上テキストから抜粋。
今日の講師の先生の授業中、戦争の話が出て、先生が終戦から5年後の、8月15日の終戦記念日という珍しい日に生まれました聞いて、驚きました。
61歳の今日まで、8月15日生まれの人に遇ったことがなかったのに、年齢も誕生日も同じ人に遇うなんてびっくりです。
先生は、85歳の母親を介護しながら、ケアマネージャーや講師をしていて、自分の母親の、介護の話を話題にしながら授業を進めましたが、我が家が介護度2なのと同じくらいかなと思いながら、聞きそびれてしまった。
ホームヘルパー養成研修も今日始まったばかりで、後52回の講習や実技が予定されているが、61歳をすぎても、また勉学できる機会に恵まれたことに、感謝して励まなければ。母の介護のスキルアップに頑張らないといけない。