コンプライアンスと介護報酬(ホームヘルパー2級 研修17回目)

母の介護をしていて、介護のスキルがアップすれば、介護も楽に出来るようになるのではと、訪問介護員(ホームヘルパー2級)養成研修を受けています。今日は17回目で、介護保険事務士 基礎編のコンプライアンスの実際と介護報酬でした。

介護保険事務士が担う重要な役割
コンプライアンスとは、一般的に日本語では企業における法令遵守と訳されているが、法令遵守だけではコンプライアンスのもつ意味の一部でしかない。

介護保険事務士の講習では、コンプライアンスとは、当たり前のことを当たり前に行なうことと定義している。当たり前のこととはどういったことを指すのか、具体的に理解出来るようにポイントが4つ挙げられている。

要求事項というのは、その言葉通り、他の者が自分に対して求めることを言い、要求されている事項が適切で、社会的通念上、常識の範疇であれば、それに応える必要があると考えられる。

顧客の要求事項
利用者の満足の追求=顧客(利用者)は、介護事業者に対して、適正にサービスを行なって欲しい、自立した自分らしい生活が実現出来るように、介護して欲しいと思っている。介護を受けることで、自分が怪我を負ったり、自尊心を傷つけられたりするとは思っていない。このような暗黙の要求事項も含めて顧客の要求事項と考えることが出来る。

社会的要求事項
社会的常識=介護事業者は、サービスを行なうことで、その対価として介護報酬を得ている。これを収益として、事業の運営に役立てるわけだが、この介護報酬は、利用者の利用料金のほかに、税金と介護保険料という公費で賄われているので、適正なサービスの実施と報酬の請求が望まれるということになる。

法的要求事項
会社法、労働基準法、介護保険法など=介護事業者は、介護保険法はもとより障害者自立支援法、生活保護法、労働基準法等の法律にもとづいて業務を行なっているので、その法律を良く知り、遵守する責務が介護事業者には課されている。

組織の要求事項
組織の理念・目的、行動規範、株主・利害関係者など=自分たちは通常、何かしらの組織に属し、その組織が求めている目的や成果を成すために、その知識や技能などの労力を提供している。当然、組織には規則等の行動規範があり、これに属する者は、それを守らなければならない。株式会社のような組織で有る場合には、その収益を株主に配分するなどの責務がある。

以上が、当たり前のことを当たり前に行なうことコンプライアンスであり、介護事業者とその従業者の重要な役割である。

適切な介護報酬の請求
介護保険事務士は、主に介護報酬業務を適切に行なうことで、利用者の自立支援に貢献している。公費を使用する介護事業者に対する社会の目というのは非常に厳しいものだ。適正かつ健全な事業運営が、介護事業者に望まれているように、ルールに則った介護報酬の請求が、適切に行なわれることが当たり前のこととして期待されているのはいうまでもない。

不正の事実により、介護事業者が介護給付を受けた際には、市町村は、その返還させる額について、40%を乗じた額を反則金として、支払わせることができる。ルールを守らなければ、このような罰則が事業者には、与えられることになっている。

指定居宅サービス事業者の、事業の設備および運営に関する基準に従って、適正な指定居宅サービスの事業の運営を、していないと認められるときには、これらの基準を遵守すべきことを、都道府県知事に対して、勧告あるいは命令をすることができる。

秘密保持
指定訪問介護事業所の従業員は、正当な理由がなく、その業務上知り得た、利用者またはその家族の秘密を漏らしてはならない。

以上テキストから抜粋してます。

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同じ受講生に介護漫画を貸しました。今日その彼女が、マンガをみて号泣したと話してきました。20年間もおばあさんの介護をしていた母親の姿が、2巻目に同じように描かれていたので、思い出して泣いたそうです。介護ヘルパーを目指す者には勉強になる漫画です。明日も続きを持っていってあげよう。介護保険事務士養成研修 基礎編は明日で終了で、仮テストが有るそうです。ホームヘルパー養成研修は、後36回の講習や実習が予定されています。母の介護のスキルアップに頑張らなくては。

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