認知症検査
認知症1年経過検査の結果
前回の通院から8週目の月曜日、順天堂東京江東高齢者医療センターに行ってきました。
前回受けた認知症1年経過検査の結果を、メンタルクリニック科の主治医の先生に聞いてきました。
最近の母は、舌がもつれる様になったので脳梗塞を心配していたのですが、脳のCT画像検査では脳梗塞は無いとのことで安心。
「ここが海馬です」と、脳のCT画像を指差して見せられ、記憶器官の海馬の萎縮が、かなり進行しているとの検査結果でした。
1年前の記憶力(人格検査)の結果点数は、30点満点での5点でした。今回は1点と言われたので「その1点は何ですか?」と先生に問いました。
母は年齢だけしか答えられなかったようです。おかしいな〜(^_^;)。
東京メトロ東西線の木場駅で下車して、木場公園を散歩。
寒桜より花が大きくて紅色の、オオカンザクラがきれいに咲いていました。
先生に認知症薬を処方されて、毎日忘れずに飲んでくださいねと言われた母は、元気に「はい」と答えていました。
帰宅してから母に質問してみると、名前、年齢、誕生日、生まれ故郷、住んでる所などは言えたのです。
検査時は緊張していて答えられなかったのかなぁ(^_^;)。
認知症1年経過検査
東京では45年ぶりの大雪。翌日の積雪の上では日差しが強く、目が開けられませんでした。(平成26年2月9日)
昨日、2ヵ月に一度のメンタルクリニック科を受診し、昨年受けたコンピューター断層撮影などの1年経過検査を受けました。
心理室とドアに書かれた部屋に、母だけ入るように言われ、人格検査(診療明細書の検査項目から)を受けました。ドアそばで耳を澄ますと「今日は何月何日ですか?」と母に質問している先生の声が聞こえてきました。
自分の名前と、生年月日くらいしか答えられない母ですが、次回の受診時に診断結果を聞くのが楽しみです。
帰りに、いつものように病院の隣のビルで食事をし、同じ階にゲームセンターが有るのに気付き、見て回りました。
男性はお兄さん、女性はお姉さんと呼びます。認知症が進み、家族や飼い猫の名前も忘れてしまったようです。
「お兄さん(私のこと)、上手になったね」。入浴後に衣類を着せていたときの母の言葉です。そうかな? 上手くなっているのかな (^_^;)。
気を使う母が、介護者に対して言った労いの言葉だと思います。101歳を目指して、一日でも長く元気な毎日を過ごして欲しいです。
順天堂高齢者医療センターで認知症のCT検査を受ける
認知症の頭部CT検査を、順天堂東京江東高齢者医療センターで受け、昨日検査結果を聞きに行ってきました。
順天堂東京江東高齢者医療センターなる病院の存在を知ったのは、タクシーに乗車した時に順天堂までと言ったら、お茶の水ですか?、南砂ですか?と聞かれたからです。
テレビドラマ「仁」で有名な、順天堂発祥の地のお茶の水だけしか知らなかったのですが、順天堂東京江東高齢者医療センターは高齢者専門の病院で、もう6年前の平成16年4月1日から東西線南砂駅近く(東京都江東区新砂三丁目)に開設されていたのでした。
母が同じ事を何度も繰り返して質問したり、手を洗っては拭いたりの繰り返しの行動をするのを見て、認知症が進んでいるのを実感していました。
診察を受けようと病院に電話すると、3ヵ月の診察待ちでしたが予約しました。現在診てもらっている病院の紹介状も必要との事で、主治医の先生にお願いして書いていただきました。
そして、予約3ヵ月後の昨年の12月27日に初めて診察を受けて、今年1月9日に頭部CT検査、昨日の21日に検査結果を聞きに行ってきました。
頭部CT検査で、頭を上から下に輪切りにした断面と、前から後ろに縦切りに撮った断面写真を先生が診ながら、説明を受けました。
脳の隙間がかなり有り、本能的な行動や記憶に関与する脳の中心にある海馬も小さくなっているので、現在服用しているアルツハイマーの薬を、2倍に増やした1錠10ミリグラムに変更した方が良いとのことでした。
受診者が多く予約時間を1時間以上も待ちました。次回の受診予約は3月18日です。今度は忘れずに介護タクシーも予約しよう。
母は先生に、また来なさいと笑顔で言われたと喜んでいます。一日でも長く、元気な毎日を過ごして欲しいです。