我が家のメンテナンス
屋上に"省エネ大賞"受賞した遮熱塗料を塗る
屋上の表面温度を下げる遮熱塗料を4年前に塗って「今年の夏は涼しくなるかな、遮熱塗料の効果は!」と書いたが、あまり効果が見えなかったかな。
毎年屋上の暑さが翌朝まで残ってエアコンを24時間使用して状態だったので、ちょっと高額だったが、平成29年度の省エネ大賞(審査委員会特別賞)を受賞した遮熱塗料を塗ってみた。
「来年の夏は涼しくなるか、省エネ大賞遮熱塗料の効果はいかに!」と書くが、あまり期待しないでみたいです。
屋上の表面温度を下げる遮熱塗料を塗る
夏の直射日光で屋上のエンビシートが熱を持ち、毎年部屋の中の暑さに悩んでいたが、アサヒペイントの遮熱塗料を知り、早速試してみる。
特殊顔料と中空ビーズの相乗効果により太陽光照射時の赤外線を反射し、同じ色の従来の塗料に比べて陸屋根やベランダの表面温度上昇を抑え、屋上表面温度に最大13.9℃の差が出る(当社従来塗料比)とも書いてある。
さて、今年の夏は涼しくなるかな、遮熱塗料の効果はいかに!(^_^;)。
屋上防水シート改修工事|我が家のメンテナンス
築16年の我が家、3階のトイレの天井壁から雨漏りが。屋上シートの傷みが酷くメンテナンスすることに。ウレタン塗装防水も考えましたが、保証期間が長いシート防水に決めて、屋上防水シート改修工事を依頼しました。


メンテナンス業者に見積もりを依頼すると、工事費用の3分1が足場の費用でした。何年後かには外壁塗装を考えていたので、足場代が無駄にならないように、外壁塗装工事、パネル目地部・シーリング打ち替え工事も依頼することに。
防水シート張り替え工事の為、屋上を片付ける。
手摺りの土台コンクリートが防水シートのシワの原因だと思っていたが、シート立ち上がりの中に入っている、鋼板のネジが外れた為だった。
屋上四方の全部の真ん中辺から鋼板が飛び出していたのだ。
鋼板の飛び出しが雨漏りの原因ではなく、排水溝の横の防水シートに穴が。
防水シートが腐食したようになった3ミリほどの穴だった。
このアルミ笠木を外すのに、安全のために足場掛けが必要だった。
工事前に清掃する。
足場が組まれる。
網シートで被う。
屋上の手摺りとアルミ笠木が外された。
手摺りの台座コンクリートの下に入る補強シートが切られた。
補強シートで厚くなって段が出来ているが、重ね張り工法なので、そのまま新しいシートを上に張る。見積書には、重ね張り工法で勾配調整は出来ません。と書かれていた。
熱融着で防水シートを固定するパッチ。3ミリほど出っ張っている。
16年前の新築時当時には、パラペット(薄鋼板)の立ち上がり側にしかネジ止めがなく、床面側が立ち上がりと同じ幅だった。ネジが外れてシートを押し出していたのだが、床面側がこれだけ広くなってると安心だ。
パラペット:扶壁(ふへき)・胸壁(きょうへき)
新しい防水シートが傷つかないように保護シートが敷かれている。
新しい防水シートが敷かれる。
立ち上がりが完成していないので、雨が入らないように養生している。
シートの施行工法は、全面接着又は機械的固定と書かれた防水シート。
気になっていた段が出来た個所に、防水シートを重ね張りしてくれた。
排水溝の工事前。
工事された排水溝と立ち上がり。丁寧に作業されている。
新築時にはなかった、オーバーフロー・ドレンが追加された。
重ね張り工法で立ち上がりが厚くなり頑丈に。
やはり全てのパッチが盛り上がっている。重ね張り工法なので仕様がない。
アルミ笠木と手摺りを戻せば屋上だけは完成だが、外壁塗装が終了してから最後に設置。工期1ヵ月で我が家のメンテナンスが完成予定。
我が家のシート防水などに比べて、紫外線や摩擦に強いウレタン樹脂をコテまたはローラーで塗れて簡単に施工できる、トップコート塗りで改修する方法を知りました。
傷み具合に最適な防水層ができるのでまた雨漏りがあったら、トップコート塗りも考えてみたいです。
外壁のシーリング・コーキング打ち直し|我が家のメンテナンス
外壁のボードとボードの境目にある継ぎ目(目地)や、サッシまわりのシーリング(コーキング)の打ち直し(打ち換え)改修工事は、外壁塗装費用よりも高額になるが、ALCパネル外壁にはこの行程は外せない。
ALCパネルのつなぎ目に挿入されていた、シールというゴム状のものを削り取って、新しくコーキング剤を埋め込む工事だ。
マスキングテープで、コーキングゴムが壁以外に付かないように、保護用の粘着テープを貼る。養生テープとも言う。
シーリングされたゴムが乾いたら、外壁の洗浄の後、塗装が開始される。
外壁高圧洗浄作業|我が家のメンテナンス
マスキングテープでの養生作業|我が家のメンテナンス
ベランダの天井塗装と外壁の中塗り塗装|我が家のメンテナンス
いよいよ我が家のメンテナンス最後の行程は壁塗装だ。ベランダ中と天井は、ウレタン樹脂塗装1回塗り。外壁塗装は、微弾性フィラー1回、シリコン樹脂2回塗り。
シリコン樹脂で2回塗り塗装|我が家のメンテナンス
我が家のメンテナンス最後の行程、シリコン樹脂で2回塗り塗装。
玄関側、2回目の塗装完了。
明日からは外壁以外の、階段や排水パイプの塗装だ。
各所の補修と屋上手摺り復帰|我が家のメンテナンス
我が家のメンテナンスも最後の段階で、金属部分等の塗装、養生テープの撤去、塗装した各所の補修と手直し。

階段塗装、各所補修、清掃の作業予定が書かれた白板。
錆び止め塗装された屋上への階段。
排水パイプもきれいに塗装。
塗装補修個所に目印のテープが貼られていた。
エアコンの室外機を取り外したホース穴が、きれいにふさがれていた。
黒のウレタン塗料で上塗りされた屋上への階段。塗装前の養生テープの撤去作業が大変そうだ。
屋上防水シートの上に、アルミ笠木が元に取り付けられる。
1ヵ月ぶりに屋上手摺りの復帰。
消費税アップによる駆け込み需要で、工事現場が重なっているらしく、アルミ笠木設置から手摺りの復帰までが一人での作業。
5メートル以上ある長い手摺りの取り付けは、独りでは大変なのと組み立て仕組みに興味があったので、2時間ほど作業補助をして暗い中を頑張って取り付ける。
明日はクリーニングが入って、屋上から1階までをきれいに汚れを取ってくれる。その後、足場解体で我が家のメンテナンスは完了。
改修工事完了|我が家のメンテナンス
我が家のメンテナンスも足場設置から1ヵ月、予定通りの期日に完了。
屋上の防水シート張り替え後、手摺りが元通りにされた翌日にクリーニングが入り、屋上から1階まで、手摺りやベランダ床、窓枠サッシがきれいに清掃された。
足場を囲っていた網シートが外れる。
足場解体で、我が家のメンテナンスが完了。思っていたより白く感じる。
我が家のメンテナンスは、築20年経過してからと考えていたが、屋上手摺り下の外周りの 惨状 に気付き、雨漏り以上に早くメンテナンスしなければという気持ちに。
メンテナンス業者が忙しい年末時は外し、もっと暖かい時期、業者の暇な時期に工事したかった。が、終わってみればきれいになり、雨漏りの心配も無くなり安心。
だが費用の方は、メンテナンスを考えた時に予想した金額の2倍の400万円と高額になってしまった。メンテナンス考えてもっと蓄えておくべきだったと反省しきりです。